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置きピンを上手く利用しよう!!

どうも!みちをです!
いかがお過ごしでしょうか?
今回は、カメラの置きピンについて解説していこうと思います!


置きピンとは?

置きピンとは、カメラのオートフォーカスを使わずに、撮影者があらかじめ決めた場所にピントを合わせ、その位置に被写体が来る瞬間を狙ってシャッターを切る技法のことです。「置きピント」や「プレフォーカス」とも呼ばれることがあります。この技法は、特に動きの速い被写体や、瞬間を逃さず捉えたいシーンで効果的です。


「置きピン」の位置はカメラによって多少異なります。
僕のカメラはここにあります。

置きピンが使われるシーン


置きピンは、以下のようなシーンで頻繁に利用されます:


1.スポーツ撮影

 スポーツイベントでは選手の動きが速く、オートフォーカスが間に合わないことがあります。予測して決まった地点にピントを置いておき、その地点を選手が通過する瞬間を撮影することで、ブレのない鮮明な写真を撮影できます。

2.野鳥や動物の撮影

 野生動物は突然動き出すことが多く、オートフォーカスが追いつかない場合があります。特に野鳥や昆虫の撮影では、あらかじめ止まりそうな枝や花にピントを置いておくことで、シャッターチャンスを逃しません。

3.ストリートスナップ

 街中で瞬間的なシーンを撮影するスナップ写真では、被写体が一瞬で消えることが多いです。置きピンを活用することで、狙った場所に人が来た瞬間を逃さずに撮影できます。

4.乗り物の撮影

飛行機や電車なども一瞬のシャッターチャンスが勝負の瞬間になることがよくあります。
こうした時に置きピントを上手く使うことができれば上手く撮影できます。


あらかじめ飛行機が来る場所を予測しておき、そこにピントを合わせています。

置きピンのメリット


1. 素早く撮影できる

 事前にピントを固定しておくため、オートフォーカスの時間を待たずにシャッターを切ることができ、瞬間を逃しません。

2. ピントが安定する

 オートフォーカスが迷うことがなく、特定の場所に確実にピントを合わせることが可能です。

3. 動きの速い被写体に最適

 特に動きの速い被写体では、カメラの追従性能が追いつかないことが多いですが、置きピンなら予測してピントを事前に決めておくことができるため、効率的です。


置きピンのデメリット


1. 予測が難しい

 被写体の動きを正確に予測できない場合、ピントを置いた場所と被写体が一致せず、失敗するリスクがあります。

2. 被写体が予想外の動きをした場合

 ピントを置いた場所に被写体が来ない、もしくは異なるタイミングで動いた場合は、せっかくのシャッターチャンスを逃してしまいます。


置きピンの使い方


1. マニュアルフォーカスに切り替える

 カメラのフォーカスモードをオートフォーカスからマニュアルフォーカスに切り替えます。これにより、自分の手でピント位置を自由に設定できます。

2. ピントを置く場所を決める

 撮影するシーンや被写体の動きを考慮し、被写体が通るであろう場所にピントを合わせます。例えば、飛行機や電車など動くものを撮影したい時、来る場所を予測してあらかじめそこにピントを合わせておきます。

3. 絞り値を調整する

 被写界深度を深くするために、絞りをF8やF11といった高い数値に設定すると、ピントが合う範囲が広がります。これにより、多少の位置ズレがあっても被写体を捉えることができます。

4. シャッター速度を速く設定する

 動きの速い被写体を捉える場合は、シャッター速度を速く設定します。例えば、1/1000秒以上の速さにすると、被写体の動きをしっかり止めることができます。


さいごに

置きピンは、動きの速い被写体や瞬間的なシーンを逃さずに撮影したい場合に非常に役立つ技法です。特にスポーツや野生動物の撮影、ストリートスナップなどでは、置きピンを使うことで、オートフォーカスに頼らず素早く的確に撮影することができます。しっかりとした事前準備と予測が求められますが、成功すればプロフェッショナルな写真が撮れるでしょう。

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