魚喰いざんまい@魚三酒場(森下)
清澄白河駅から森下駅に向かって歩き、小名木川を渡ると、袖看板に掲げられた『大衆酒場』の文字が目に飛び込んでくる。
『大衆酒場 魚三酒場 常盤店』
門仲、小岩と都内に3店舗あるうちの1つ。魚喰いには人気の酒場だ。
口開けは16時。16時半過ぎに店に到着するとコの字Wカウンターはほぼ満席。かろうじて、角が体に突き刺さる感じのひと席にケツをねじり込む。
森下駅からの方が若干近い。新宿まで一本という地の利もあってか、平日だしサラリーマン客も多い。地元客と半々くらいという印象だ。ただ女性客は片手ほど。土木科みたいだな。
店内はこぎれいで、厨房がかなり広そう。
ホールは妙齢の女性が二人。カウンター毎に担当している感じで、威勢もいい。
常にせわしなく動き回っているので、せっかちな人は注文にイライラするかもしれないけど、吉牛来てんじゃないし。
対応も気さくなので、ソロ呑みだと、そういうのがちょっと嬉しいし。
さて、酒は焼酎系がないようなので、ビールからスタート。
パワハラ中のサラリーマン4人組を横目に、中瓶を傾けつつ、シメサバをいただく。ほどほどの締め具合だ。
壁には、短冊にこれでもかと魚料理が並ぶ。
まず目を引くのが、あら煮50円。
最低賃金が1000円を突破した東京で、今日日50円で食えるものって、なんだろう。富士そばの生玉子でも60円するぞ。
続いて、おつゆ100円。あら汁だろうけど、これまたグッドプライスだ。
あとで頼もうと思っていたが、結局、次の赤魚煮でストップした。
というのも、赤魚煮が結構しっかりしたボリュームで、お腹いっぱいになってしまったのだ。不覚。昼飯食わなきゃよかった。
鮪カツとかめちゃくちゃ美味そうだったのだが。。。
ここはソロ呑みの弱点だが、仕方ない。
ビールのあとは、お酒190円を2杯ほど。安いね。
バカでかい大徳利1450円という弩級の酒もあるが、一人で呑んだら、帰りに小名木川に飛び込んでしまいそうでやめた。
ちなみ、小名木川にかかる高橋は、「たかばし」と濁るらしい。
門仲店は相当並ぶと評判だけど、美味しい魚を食べたい時は行きやすいこちらの常盤店を訪れたい。
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