【想い】ミチシルベ～島前のその先へ～

僕らがこのプロジェクトをやろうと思ったのは、
生まれ育った海士町(島前)を出て島の外で生活していく中で
どれだけ、生活が豊かだったか、繋がりが有難かったかを実感し
僕らの育った島前に何か貢献できないかと思ったのがきっかけでした。

今年で島前高校を卒業して10年になります。
10年前は存続が危ぶまれていた島前高校ではありましたが、
今では島外からの島留学生も増え、クラスも増え、当時では
考えられない状況になっていると聞いています。

隠岐島前教育魅力化プロジェクト

２８歳になり社会人としてもまだまだ未熟にはなりますが、
僕たちの育った海士町(島前)を「もっとよくしたい」、「もっと貢献したい」またそれが考えられるくらいの年齢になりました。

これからは、島前高校を卒業した僕たちが海士町でお世話になった
「おっちゃん、おばちゃん、(お兄さんも)」が、がいにした(大きく)
した島前を更に僕たちの力も加え、もっと多くの島前に関わる人に、
僕らが感じた「島前にきて良かった」、「島前で育ってよかった」
という想いを実感してほしいと思っています。
できることは限られるかもしれませんが、僕たちが受けた恩を
島前に関わる人に少しでも多くおすそ分けできればと思います。

これまで話合いを3か月以上重ね、多くの方に相談に乗って
いただきながら、何が島前のためになるのか、何ができるのかを考え、
遂にこのプロジェクトを開始するに至りました。

そしてこのプロジェクトの名前は「ミチシルベ　～島前のその先へ～」という名前をつけました。たくさん悩んで決めた名前になります。

込めた想いとしては、３つあります。
1：僕たち卒業生が、イキイキと働き活躍していることが島前の明るい道標になっている、なっていたいということ
2：島前の卒業生が、自身のキャリアを悩みながらも自ら道を切り開いていく手助けになりたいということ
3：島前から多くの社会問題を解決していき、日本全国、そして世界を更によくしていきたいということ
この3つの想いを込めて「ミチシルベ　～島前のその先へ～」というプロジェクト名にしました。

ここまで大きく育ててくれた家族、島の関係者(もはや親のような存在)の方には、感謝しきれませんが、これからも温かく見守って支えていただければ幸いです。僕らもそのような存在にこれからなっていきたいと思います。