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ちょいちょい書くかもしれない日記(睡眠)

同じ案件で、昨夏に1つ、この2月に1つ、それぞれ問題が起こり、いずれにおいても私は無力だった。
「同じことを二度と繰り返さないようにしてください」と強くお願いすることはできても、それで失われた機会が補塡されるわけではない。
あとに続く同業者のために、道から大きめの石を1つどけた程度に過ぎないのだ。
何もしないよりはマシだと思う。小さなことからコツコツと、ときよし師匠も仰せであった。
でも、「なんで私だけ、こんなトラブルに巻き込まれ続けるんだろう」というやるせない疑問は、そんなことはないと頭では理解してしても、「結局、何もかも私のせいなのでは」という謎の自責に心を追い込む。
ただでさえ新型コロナの後遺症をいくつか抱えていたところに、ストレスが連れてきた耳鳴と眩暈と不眠が加わり、ここ数ヶ月は文字どおりズダボロだった。
怒りと憎しみは相手に向かうが、虚しさと悲しみは自分の身体に穴を穿ち、どんどん奥へめり込んでいく気がする。
とてもよろしくない。
私の場合は、「それはひとりで背負うレベルのことではない」と話を聞いてくれる友がいて、それに救われた。めちゃくちゃに救われた。

まあしかし、調査兵団なみに何の成果も得られなかったとはいえ、問題のひとつには一応の区切りがついた。
そう思ったら少しはホッとしたのか、昨夜は久し振りに4時間ほどまとめて眠れた。
アラームに起こされたのに、そのままバッタリ寝直してしまい、次に目覚めたのは、インターホンの音のせいだった。
そう、リフォーム業者がもう来てしまったのだ。
ヤバい。しかも資源ゴミの日じゃないか。何もまとめていないぞ。
慌てて部屋着のまま、歩きながらゴムで髪を1つに結び、玄関扉を開けた。
こういうとき、就寝時にきちんとパジャマに着替える癖がなくてよかったと思う。本当はよくないのかもしれないけれど。
業者氏を迎え入れて今日の予定を聞き、よろしくお願いしますと言って、奥へ引っ込んだ。
今日はあまり意見を求められそうにない感じだ。
猫たちの世話をし、ゴミを出して、再びベッドに倒れ込んだ。
さあもう片付いたんだろ、働けよとばかりに催促のメールが何通か来ていたが、知るものか。
寝るったら寝るのだ。
布団と枕からしか得られない養分がある。

こんなご時世なのでお気遣いなく、気楽に楽しんでいってください。でも、もしいただけてしまった場合は、猫と私のおやつが増えます。