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ちょいちょい書くかもしれない日記(ミールキット)

昨夜は青椒肉絲にした。
牛肉派だ。ガチの赤身肉で作りたい。
野菜は、ピーマン、しめじ、新タマネギにした。
野菜七割、肉三割くらいがちょうどいい。

一人暮らしは、野菜を新鮮なうちに使い切ることが課題になる。
ならばと、ネットスーパーのミールキットを活用することが増えた。
割高ではあるが、来たものをすべて使い切るので無駄がない。
包丁を使わず調理できる、下拵え完璧のセットはとても助かる。
ただ、一部の調味料はお前が用意しろよ、というセットは少なくないし、中には、なんなら下拵えもお前が部分的にやれよ、というセットもある。
後者の一例が、青椒肉絲のミールキットだ。
青椒肉絲といえば、下拵えが単純だが面倒くさい料理の代表格ではなかろうか。
具材をなんでもかんでも細長く切りそろえなくてはならないから、妙に時間がかかる。
そこを楽してパスできるなら、少しくらい割高でも……とミールキットを頼んでみたら!
野菜は、確かにすべて美しく刻まれていた。ありがたい。
しかし、もっとも細切りが厄介な牛肉だけは、「お前が細切りにせよ、ついでにお前んちにある片栗粉と日本酒を揉み込んでおけ」と書いてあるではないか。なん……だと……?
いちばん切っておいてほしかったの、お肉なんですけどーっ!
しかもパックを開けてみると、入っていたのは小間切れにしか見えない、ペラペラで形がまったく整わない脂っこい牛肉。
これじゃない。これじゃないのよ。
ブツクサ言いながら作ってみたものの、案の定あまり美味しくなくて、やはりこういうものは、地道に作るしかないのか、とうなだれた。
以来、青椒肉絲は一から自分で作ることにしている。
どうしても作りすぎて食べ過ぎるけれど、作りたての美味しいときに食べてしまいたい。
ちゃんと食べるのは、相変わらず夕飯だけなので、まあいいか……と思う。

食事中、ずっと背後でお相伴したがる末の猫。



こんなご時世なのでお気遣いなく、気楽に楽しんでいってください。でも、もしいただけてしまった場合は、猫と私のおやつが増えます。