ちょいちょい書くかもしれない日記(労働者の手)
今日の母は、私のことがわからない様子だった。
よくあるのだ。他に何か気になることがあると、それで頭がいっぱいになってしまって、他のことに気が回らない。
私が誰であるかなどということは、母の中の重要事項の前ではどうでもよくなる。
まあ、敬語で話し、「お使い立てしてごめんなさいねぇ」などと言って貰えると、こちらも世話が楽なので助かるっちゃ助かるのだが、一抹の寂しさはある。
「あなたからは、穏やかな空気が出ているのね。娘にも見習わせたいわ、忙しすぎる人なのよ」なんて言われて、リアク