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「アクアポリン」それぞれの働きは?最終章

今回は、まだご紹介していないその他のアクアポリンについて。  一つ一つが重要な役目を果たしています。 ※「AQP」とはアクアポリンの略称 AQP2 腎臓で水の再吸収に主役を演じています。AQP2透過性の高いお水は、腎臓の機能を高め、身体の水不足を解消する効果が期待されます。 AQP4 脳組織に多く集まっています。身体が水不足になっても、脳は絶対我慢しません。その仕事をどうやらAQP4がやっているようで、脳の働きに重要な働きをしているといえます。 AQP6 腎臓、唾液腺、

    • 「アクアポリン」それぞれの働きは?続き

      今回は、AQP5、AQP7について説明しますね。 ※「AQP」とはアクアポリンの略称 AQP5は、分泌腺のあるところ、例えば、涙腺のある目、唾液腺や消化液腺のある消化管、粘液腺のある気管や肺、バルトリン腺のある膣などにあります。 通常アクアポリンは細胞の外から中へ水を取り込む場合が多いのですが、AQP5は逆に、細胞の中から外へ水を通します。 AQP5の機能が低下すると、ドライアイ、ドライマウス、気道乾燥などの症状が出ます。AQP5の透過性が高いお水は、さまざまな乾燥症に効果

      • 「アクアポリン」それぞれの働きは?

        前回、13種類のアクアポリンがあることをお伝えしました。今回は、それぞれのアクアポリンについて特徴を説明します。 アクアポリンにはそれぞれ分布する場所と特徴があります。 アクアポリンは水を透過する以外にも、グリセロール(脂質の構成成分)やアンモニアなどを通すアクアポリンが存在します。 ここでは、水とグリセロールを通す4種類のアクアポリンに絞ってご紹介します。 その4種類とは、AQP1、AQP3、AQP5、AQP7です。 ※「AQP」とはアクアポリンの略称 AQP1は、身

        • 「アクアポリン」の起源

          もともと生命は水中で芽生え、さまざまな種類の生命体へ進化していきました。 水の中にいる時は、細胞は水不足を心配する必要はなかったのですが、陸上で生活するようになったとき、体内の水不足はとても深刻であることが刻み込まれました。 水は生命体にとって不可欠。そのためアクアポリンは、単細胞のバクテリアや植物、動物、ありとあらゆる生物に存在しています。 陸上で生活するために、水不足にならないように、アクアポリンが活躍したと考えられます。 現在、人類も含めて哺乳類では13種類のア

        「アクアポリン」それぞれの働きは?最終章

          身体に不可欠な「アクアポリン」って知ってますか?

          人間の体内はおよそ1/3が水分。ということは結構皆さんご存知かと思います。今までは、水は細胞へ自由に通過できるものだと考えられていました。 しかし実は、細胞を覆っている細胞膜は、水が通りにくいように作られていることが判明しました。 その後研究を進めていくと、「アクアポリン」という存在が突き止められたのです。 アクアポリンとは細胞膜にある、水を通す孔(あな)のあるタンパク質です。体内の細胞に水を送り込んだり、移動させたりしている重要な役割を持っています。 発見したアメリカの

          身体に不可欠な「アクアポリン」って知ってますか?