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非日常も、毎日続けば、日常。(週報_2019_01_26)

今週は『駆けゆく彼女を誰も追わないで
という記事をアップしました。
新年1本目の投稿。

読んでいただけたらわかるように歯切れの悪い部分を意図的に残そうとした記事ということもあって、私の書いたものの中ではとても難産だった。

書く時間が長くなればなるほど、今書いているものが面白いのかどうなのか、わからなくなってくる。
だから公開後からたくさんの方に読んでいただき、たくさんのコメント、感想もいただくことができて本当に嬉しかった。
るんみちは嬉しかったよ。

これからも私は作中で大人になったり子供になったりを何度も何度も繰り返す。
時系列などかまわずに、私の中で折り合いのついたことから心のままに書きたい。

それが万人に面白いかはわからない。
だけど私にしか書けないものを書いてる自信はついてきたよ。
これはnoteのおかげ。

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貧しく、品のない家庭に生まれた。
生家はゴミ屋敷で食卓にはいつも小さな虫が無数に這っていた。
なぜだろうそれが普通だと思って暮らしていた当時より、そこから抜け出して異常であったと振り返る今のほうがずっと息苦しい。

20歳を過ぎて付き合った男性に「家柄が違いすぎるからごめんね」とフラれたことがある。
「50歳くらいになってお互い独り身だったら結婚しよう」と泣きながら言った彼は数年前に結婚したと元同僚から聞かされた。

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昨日の夜は寒かった。
年末年始の散財から目が覚めたのか、給料日後だというのに新宿の街も人通りは少なめ。

閉店の時刻となり一緒にバーを出た男と「ここが今週発砲事件があったカラオケ屋じゃない?」とか言いながら続けてみっつ、小さなくしゃみをする。

毎晩のように終電を逃すか逃さないかゆらゆら揺れている。
これが、私にとっての、日常。
私は、日常系noterです。

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