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自分を認めること

妊娠31週~33週の間、子宮頸管が短くなりお腹の張りが頻繁に起きていたので、切迫早産回避のために自宅安静していました。
そのときの過ごし方で参考にしていたのが、助産師・柴田星子先生の『妊婦さんのお腹の張り対策Book』。
妊娠・出産のパーソナルケアをお願いしている、やなせまみさんにおすすめしていただきました☺

星子先生のブログはこちらです↓

安静中は、「張りを取りながら筋肉を育てる」というのも少しずつやっていました。
安静解除になってからも、身体の使い方で参考にできる部分がたくさんあったので、思い切って買ってよかったなと思います☺

お腹の張りの根本的な原因はストレスにあって、「自分が頑張らなきゃ」と思っている人は張りやすいのだそう。
自分と赤ちゃんを中心に考える、妊婦モードをONにする…など、妊婦さんに寄り添う言葉が随所に書かれていました。

今、あなた以外誰にもできないことをしているんですよ。
自分の体から人が一人生まれ出てくるって、すごいことだと思いませんか?

これを読んだとき、泣けてきました。

切迫早産が赤ちゃんの命にかかわるというのは前から知っていたので、実際にそうなる可能性に直面して、内心はショックだったし動揺していたんです。
でもその気持ちに引っ張られるとストレスになるから、なるべく不安に思わないように、冷静でいようと努力していました。
そのおかげで、私にしてはニュートラルな心で安静期間を過ごせていたんですよね。

私が赤ちゃんの器となって、いつ産まれてもいい時期になるまで守る。それが私の役割だと。

私は赤ちゃんの生命力を信じることしかできないから、本当に自分は器でしかないなと思っていました。私が育ててるんだ、とは思えなくて…
それに安静中は身の回りのことをするのも控えていて、母がいなかったら何もできないなあと。
落ち込まないようにしていたけれど、やっぱり落ち込んでいたようです。

でもこの本を読んで、赤ちゃんを守るという役割は私しかできないすごいことなんだと思えました。
頑張ってる!と自分を認めよう、妊婦として毎日を積み重ねていることを誇りに思おう、と。

安静解除になって普通の生活ができている今は、娘と二人三脚で頑張っていることに少し自信が持てています。
お母ちゃんに任せてくれて大丈夫だからね~という気持ちでいます。

まずは私が私のことを肯定してあげること。
娘が安心してこの世に生まれて来られるように、どっしりと構えられる自分になりたいです。


5月24日㈮12時にKindle本をリリース予定です!

自己否定ばかりしていた私が自分を受け入れられるようになるまでを綴ったエッセイです。

根拠のない自信を持つのが苦手な私。頭であれこれ考えてしまう癖はなかなか抜けませんが…
その時々でやり方を模索していけばいいのかなと☺

生真面目で繊細な私のままでも、なるべく悩まなくて済む方法があるはず。
それを見つけるためにも、生き方の根本的な部分はこだわって選んでいこうと思います。


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