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「となりのチカラ」を観て

ジャニーズ好きはトシちゃんから、の私。ここ数年は松潤推しでした。あえてここは過去形にしますが。(現在ジミンペン・・要らない情報でしたすみません)

もちろんファンであることには、さほど変わりありません。

さて今回、ホームドラマ?的なものが新しく始まったということで、とりあえず録画をしておきました。

特になんの感情も抱かぬまま、昨夜やっと時間があり観ることができました。

二話続けて結果的に観たのですが、一話の一時間の中で、いろいろな感想が湧いてまいりました。

まず始まって数分。んんんん?面白いかなぁこれ。つまらなくない??と感じてしまった私。

最近はすっかり地上波を見る機会が減り、YouTubeなどのリアリティに近い喋りや、サブスクの映画(英語や韓国語)ばかりに親しんでいる私。そのため、松潤の台詞回し、と台詞そのものにとても古い印象を抱いてしまったんたです。超辛辣に言えば学芸会的な演技に見えたのです。現実離れのオンパレードですし。

ですが数分で閉じるのはとりあえずやめておき、観進めました。まずガツーンと刺激的だったのは、上戸彩さんの演技です。こんなに演技派の方でしたっけ、という感動。確か半沢さんや、キムタクさんの奥様を過去されていましたよね。声も張りがあり、演技もパンチがある。びっくりいたしました。

そしてその感動のまま進めていきましたが、取り扱うネタが、虐待や認知症など、実際に生きる人々・・・私も含めて考えさせられるものでした。もちろんドラマですから、現実世界はその何万倍もきついでしょう。

ですが、こういうテーマを天下の?嵐・松潤が主役となり繰り広げられることでのメリット、というものを私は感じてしまいました。地上波ですし、視聴者が多ければ、問題提起にもつながります。気づけば一話しっかり観てしまうことに。

なんと!!続けて二話も。

そして観終わってから感じたのは、松潤さんの「今」です。

彼は今までオレ様的なキャラクターをたくさん演じてきましたよね。花男はもちろん、弁護士も、探偵も。どこかクールでちょっと上から目線の青年です。

今回の彼は小学生の父親ですから、結構衝撃も受けましたし、いろいろな意味で新鮮でした。

またご本人は美意識高く、健康オタク、こだわりの多い、気難し君なのですが、今回の彼は、どこか顔も少し丸くなり、トレードマークのキツめ目線もなく、ほんわかしたおじさん。

アラフォーともなれば、そうですよね。いつまでもキラキラでイケイケのジャニーズアイドルも良いのでしょうが、歳を取らない人はいません。そう考えたら、新境地を開くことは俳優人生にプラスでしかありませんよね。

脚本、湯川和彦さんの作品はいくつか観ています。「家政婦のミタ」「女王の教室」、一番好きなのは「同期のサクラ」です。

今回、二話の二時間で随分と感想の振り幅が大きかったです。三話からもぜひ観たいと思います。

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