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そういうもの。 

YouTuberスーツ君が、自分の動画の方向性をよく語っています。案件があれば収入にはなるが、そうなれば、少し危ないことや、辛辣な言葉遣いなどがしづらくなり、結果ファンの人から、つまらないと言われるのではないか。

要はコンプライアンスを意識する、ということです。

BTSにもどうやら同じ空気を感じています。昔からのファンの方は、私のような新参アーミーとは違い、昔と変わってしまった、という話をよく見かけます。

スーツ君については、私はかなり初期の頃からのファンです。彼は、わざと炎上しそうな物言いをしたり、わざと、銀の盾(Googleから送られるプレゼントです)をぺこぺこに壊したり。もちろん確信犯で、再生数を稼ぐための演出です。また、本人が公言していたように、お金に困っていた当時は、とにかく動画配信者で食べていくんだ、という覚悟と、根底には反骨心に似た闘志のようなものがあったと思います。 配信で得たお金で日本縦断するシリーズも感動ものでした。

BTSも、詳しくはわかりませんが、初期の頃、不遇な時代、彼らは、血の滲む努力と、負けてたまるか、いつか見返してやる、という反骨心がありました。楽曲もどうやらその頃は、そのような雰囲気で、日本名が「防弾少年団」であることからも想像できますね。

さてそのように、人一倍努力を重ね、報われた時。有名YouTuberとなり、世界的なスーパースターとなり、いつしか反骨心や闘争心は薄らぎ、今抱えているものを守らねば、という意識になっていきますよね。

当たり前のことです。

そうすると昔を知る人たちは、つまらない、本来の姿ではない、あの頃がよかった、となるわけです。

でも人々が成長し、大きく開花した場合、それが自然ではないでしょうか。

人生が開花したとき、昔と同じような気持ちを持て、と言っても無理です。ファンなら一緒に成長したいものだなぁ、としみじみ思います。

スーツ君に対しては、節約して水とパンだけで凌いでいた時代が懐かしくもありますが、今ビッグになった彼を、よかったなぁ、頑張ったなぁと、母心に似た眼差しで見ています。

BTSも、私は英語楽曲からのアーミーですから、逆に時代を遡り、昔の曲を聴いて、引き出しを増やしながら応援している、という感じですよ。

日々成長です!!

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