「教師」という仕事
こんにちは、みちおです。今日は教師・学校について考えていきたいとおもいます。ちなみに私は大学で小学校の免許を取る予定です。
学校ってどんな場所?
私は小学校、中学校では公文や塾に通っており、「勉強」において困った経験をした覚えがありませんでした。もちろん私自身の物分りの良さや周りの人が義務教育前に作り上げてきた環境によるところが大きいとは思いますが、学校に勉強をしにいった覚えは、少なくとも小中ではありませんでした。
では私にとって学校とはどんな場所だったのか。結論からいうと、人間関係の場であったと考えています。学校へ行き、友達と話し、学校でしか学ばないものは勉強して、帰る。楽しい日々ではありましたが、学校での勉強は私にとって価値の高いものではありませんでした。そんな私は生意気ながら、「塾があるのに先生の話聞く意味ないって思われているの、先生かわいそうだな」なんて思っていました。学校では人間関係を学び、勉強は塾でやる。こういった棲み分けが私のなかにできていきました。いじめられたことを跳ね返す図太さを得たことも考えに影響しているのかもしれません。
それと同時に、「教師は人間関係や生徒指導、生き方」を教えるべきだという考え方がうまれました。人間関係をよく観察し、子ども一人ひとりの総合的な成長を促すためには今の教師待遇では難しすぎると考え、それを少しでも改善したく大学1、2年では文科省を志望していました。今は教師の待遇を変えるためにより教育についての知見が高い人になりたいと考え、民間から教育を考えることができるように就活に取り組んでいます。教師の待遇を変えることも子どもの環境を変えることにつながります。
教師
去年の9月、私は教育実習として1ヶ月間小学校に行きました。もちろん子どもはとてもかわいかったです。また、教師のリアルな働き方についても実際に触れることができました。
この経験で一つ思ったことがありました。それは、私の学校に対する考え方は思っていたより偏っていたんだなということです。とくに、授業に対する考え方です。私がお邪魔した小学校の先生は、「授業を一番大切にしなければならない」とおっしゃっていました。授業は学校生活の中で一番長い時間であり、子どもたちの人間関係や一人ひとりの個性をみるには十分なものでした。自分から手を挙げて発言しようとする児童もいれば、ほとんど手を挙げないような児童もいました。また、学力の差にも驚きました。小学校の教育課程にもついていけないような理解力の児童と触れる初めての機会だったからです。
教師は子どもの学びに必要不可欠な存在であると感じました。
教師に対する考え方の違いは、これまでの考えを新たな方向へ進めてくれたと感じています。
今回は教師についての考えをまとめるだけでした。では教師の待遇改善にはなにがあるのか、次回は教材について考えていきたいと思います。
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