見出し画像

朝に「おはよう」と言い出してから。

寂しさが人を動かす。これは、僕の勝手な持論だ。

最近は、夜のオフィスに誰もいない。新型ウイルスの関係かもしれないし、メンバーが単純に夜を楽しんでいるだけなのかもしれない。僕はいつもの場所から誰もいないオフィスを眺め、こうして記事をつらつらと書いている。別に仲間はずれにされているとかそういったことではないし、強がってもいない。ただ、酒は飲んでいる。夜のオフィスで1人でこっそり。


僕はお酒をよく飲む。そして、予定といえばだいたい誰かと飲みにいくことが多い。この前の休日は、日本橋のビアバーにオープンの16時からクローズの23時まで同じお店にいて店員さんに握手をされたほどだ。僕も酔ってはいたけれど、なんの握手だったのかは素面になった今でもよくわからない。

確かにお酒は好きで、夜に予定が入ることが多い。たぶん、酒好きな人は夜が好きな人は多いと思う。(朝酒派の人はごめんなさい。)ただ、僕は朝もめっぽう強くて、寝起きがかなりいい。たぶん、夜に飲んでいたテンションと同じくらいの状態で朝を過ごせるし、朝からウルトラソウルを全力でも歌えてしまう、そんな人間だ。



最近は、ずっといい天候が続いている。青空が広がっている。住んでいる三軒茶屋のマンションの最上階(とは言っても5階建ての5階)から見える町並みと青空がとても好きで、朝起きたら窓を開ける。そして、気持ちのいい朝を誰かと分かち合いたいのだけれども、朝、多くの人はひっそりと静かにしている。まるで世界が終わったかのように。

住んでいるマンションを出てオフィスに着くまでの道中、誰とも会話をする人も挨拶をする人もいない。こんなにもたくさんの人がいて、電車の中でもたくさんのひとが押し込まれているのに。

そして、この状況をみて僕は思ったのだ。「ああ、なんだか寂しい。」

もっと気持ちよく朝を過ごしたいし、もっと気持ちのいい朝を分かち合いたい。そして、僕はTwitterをひらいて投稿をしてみた。

「みんな、おはよう!」


最初は、ほとんど反応はなかった。みんな朝に挨拶しないのかな...。と落ちこんだこともあった。ただ、このTweetを始めてから少しずつだけれども反応が集まってきた。そんな人たちに親近感が湧いてきて、僕はリアクションをする。そして、向こうからも連絡がくる。


そして気づくのだ。朝の会話はとても心地いい。どこまでも広がる青空に吸い込まれそうなほどの純粋な気持ちのよさよ。

思い返せば、地元新潟では近所の人たちと「おはようございます」の挨拶から朝がはじまっていた。小学校のとき、集団登校をするときは隣の家のドアホンを緊張しながら押して、お母さん達と挨拶をしていた。

ただ、上京してからはいつのまにか朝の挨拶をないがしろにしてしまっていて、朝をつまらないものにしてしまっていた。

朝をもっと気持ちのいいものにしたい。そして、近所の人たちとも朝に「おはようございます!」と言える世界がくることと願っておはようTweetを続けることにしようと思う。

もっと気持ちのいい朝の時間にたくさんの人と気持ちのいい会話をしたいのじゃないですか。

おわり。

ありがとうございます!また新しい旅に出て、新しく感じたことや学びを言葉にできればと思います!あるいは美味しいお酒を買わせて頂きます。そして、楽しい日常をみなさんにお届けできれば。