『感情日記』をつけだして1ヶ月。そして、これはどうやらいいらしい。

「昨日はどうだった？」

感情を記録する日記をつけ始めて1ヶ月近く経つ。リモートの生活が始まってからなんだか感情が弱まっているなあと思い、始めた感情を記す日記。朝起きて、昨日感じたことを大きめのスケッチブックに雑多に書きなぐるだけの、特に工夫のない日記だ。ただ、この「感情を記録する日記」はどうやらいいらしい。

僕は昨日やったことをすぐ忘れてしまうし、さらに昨日の感情はもっと簡単に忘れてしまう。「思い出す」という行為をしないと、昨日はどこかに消えていくし、たぶんこれからも思い出すことはないだろう。かわいそうに。

朝、この質問から始めるだけの簡単な習慣。

「昨日はどうだった？」

少し目を閉じて、昨日のことを思い出す。しばらくして、色んなことを思い出して、色んな感情が目覚めてくる。昨日の僕が蘇ってから、今日を始める。

そして、この感情というものが活力を与えてくれるように思えるのだ。

おわり。