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奄美。鶏飯。黒糖焼酎。あとは海と自然と。

2022年1月。

鹿児島の奄美を初めて訪れた。随分南の方にあるから、少し前まで鹿児島でなく沖縄の離島の1つだと思っていたことをここで告白する(ごめんなさい)。そんな僕がついた当日はからりと晴れた最高の天気だったのだけれども、コロナの警戒レベルが5になってしまいお店が随分と閉じてしまった。当たり前のことだけれどもお店がやっていないと観光はできない。なかなか思うようにいかないねえ。そんなことを感じた初奄美。

今回はチーム合宿で奄美を訪れた。3ヶ月に1回日本のどこかでチーム合宿を行っている。行き先の決め方は、誰か知り合いか友達がいる所を中心に決めるというシンプルなもの。奄美にも偶然つながりがあったので今回訪れることにした。

仕事がら観光の価値をよく考える。訪れた旅先で宿泊しご飯やさんに行ってお金を使う。数日滞在してから、元の日常の場所へと戻り何事もなかったかのように毎日が始まる。こんな旅のスタイルが多いと思う。経済的に貢献することも大切だけれども、それ以外に何か貢献できないかと...。

利他的な旅。これが最近考えている旅のこれから。旅ができることは何も当たり前じゃない。旅をする側は旅をさせてもらっている。今回の奄美滞在で、コロナでお店が閉じているときにひしひしと感じたことだ。ちゃんと旅ができていた今までにしっかりと感謝をしないといけない。そして、旅を終えた後にちゃんと振り返りその土地への感謝を伝えること。このnoteも奄美の方に届いたら嬉しい。

奄美のご飯と聞いてぱっとあまり出てこないと思うけれど、鶏飯というご飯が美味しい。奄美群島が薩摩藩の支配下にあった時の役人に対するもてなしのご飯だったらしい。また、南国なのだけれども海鮮も美味しい(結構珍しいと思う)。


魚が美味しかったので自分たちでも釣りたい!というノリで、釣屋さんから竿をレンタルして海で釣りをした。地元の人たちも多くいる場所にお邪魔し竿をたらししばら待つ。奄美の綺麗な海はずっと透き通っていて魚の群れが肉眼でも見える。冬の海だけれどもそんなには寒くなくしばらくすると魚が竿にかかった。

「なんか豊かだねえ」

なんて言いながら僕らは4匹の魚を釣った。泊まっているホテルの近くの居酒屋に魚を持っていて

「すみませんが、この魚調理してもらえますか...?」

と頼むと

「おまかせでいい?」

とノリよく受けて貰えた。

刺し身、たたき、焼きと3種の調理をしてもらったのだけれども、奄美滞在でこの魚が1番美味しかった(と思い込んでる)。その後も地元の人しかいかない居酒屋を教えてもらって黒糖焼酎と瓶ビール飲みながら周りを見渡す。やはり旅は現地の人の日常に触れられることが楽しい。

「普段、休日は何してるんですか?」

とあるお店で聞いたら

「釣りとか飲みですかねえ。あ、あとパチンコ」

どこも休日にすることは一緒なんだよなあ。場所は違えども。奄美は日常の観光化で最優秀賞を取っている。

数日の滞在でしたが、奄美の自然に触れ、食に触れ、人に触れとても心地いい時間でした。今僕ができることはこうしてnoteを書いてお礼を伝えることなのかなと思って記事にしました。またぜひお邪魔させてください!今度はコロナじゃない時に。

ありがとうございました!

ありがとうございます!また新しい旅に出て、新しく感じたことや学びを言葉にできればと思います!あるいは美味しいお酒を買わせて頂きます。そして、楽しい日常をみなさんにお届けできれば。