CloudTechとCloudlicenseを比較してみる
おばんです。
Michinokuです。
今回はAWS問題集として評判の良いCloudTechとCloudLicenseを個人的に比較してみたいと思います。
はじめに ‐何処を比較するか‐
私は今まで9つのAWS資格を取得しています。(CLF/SAA/SOA/DVA/SAP/DOP/SCS/DBS/DAS)
*2023年10月追記:AWS全冠しました。
その内CloudTechを使用して学習したのはDASのみです。
なので前提として、プロフェッショナルレベルの資格に合格する程度の知識がついているものとします。
そして、比較するのは専門知識(SCS/DBS/DAS/ANS/MLS/PAS)試験に対する問題集としての有効性です。
また、当然ですがCloudtechの「資格会員コース」とTech Stockの有料プランを比較します。
CloudTechには会員制コミュティへの参加権と就職サポートを受けれる上位プランが存在しますが、これは今回の比較趣旨とズレてしまいますので考慮しません。
いきなり結論
CloudTechとTech Stockを比較した時に個人的には「両者に明確な優劣はない」と感じています。
どちらも問題集としてかなり優秀ですし、AWS資格を取得するにあたって両者のどちらかを使用していれば、他の参考書等は一切不要だと思います。
両方本番で出題される類題を取り扱ってる問題集ですし、問題は一問一答形式です。
各問題事の解説もしっかりしていますし問題量にも不満はありません。
なので現在どちらの問題集を利用するか悩んでいる人はどちらも無料で解くことができる問題がいくつかありますので、試して頭に入りやすい方を選べばいいと思います。
いきなりぶっちゃけていますが、両者を使用してみてそれぞれの良さ悪さといった違いがあるので以下にまとめていきます。
料金や問題数の比較
料金の比較
それぞれの料金は以下の通りです。
ちなみに利用できる期間はどちらも90日間です。
・CloudTech
4.980円(問題集のみのプラン)
・Tech Stock
4.080円(CLF/SAA/SOA/DVAのみ)
4.580円(全試験の問題集が利用可能)
料金ではややTech Stockに分がありますね。
もし、最初の3か月ではアソシエイト資格しか狙わない場合はTech Stockを選択することで1.000円程の差額が生まれます。
問題数
専門知識に関してはどちらも同じぐらいの数ですが、SAAやSAPではTech Stockの方が大分多いです。
しかし、これに関しては後述しますが問題の多さ以外の大事な要素があります。
また、CloudTechも必要十分な問題数を揃えていますので個人的に問題数に関しては互角です。
ここまでをまとめると
1、CloudTechとTech StockはどちらもAWS資格の勉強において最強クラスの問題集
2、料金はTech Stockのが少し安いが3か月あたり1,000未満の差
3、問題数はどちらも必要十分
4、解説はどちらもしっかりしている
5、出題形式はどちらも一問一答形式
やはり、問題集としては互角という印象です。
本当に好みの問題だと思うのでここからはその好みに刺さるのがどちらなのか、私が両方を使用してみて感じた違いをそれぞれの良さとして紹介していきます。
*ここからは専門知識試験に限らない話となります。
CloudTechの良い所
1、問題が厳選されている
問題数比較のところで話ていましたが、CloudTechはTech Stockと比較したときに基本的には問題数が少ないです。
しかし、CloudTechは問題数の厳選を行っており問題数が多くなりすぎないようにしています。
これの何が良いかといいますと、AWS試験はバージョンアップされており、バージョンが変わると出題内容や割合が変化します。
常に新しい要素をキャッチアップし最適な内容の問題集を提供します。
Tech Stockの問題はどんどん追加されていくので序盤の問題があまり本番では出題されなかったりします。
これが同じ価格帯のプランで比較したときにCloudTech最大の長所だと思います。
2、会員プランの充実
これは問題集のクオリティとは違う話になりますが、CloudTechは会員コミュニティのサービスが充実しています。
就活サポートや技術的なやりとり質問ができるコミュニティなど資格取得に留まらないサポートを受けることができます。
体系的なAWSの習得という点ではCloudtechが最強だと思います。
*有料会員限定のコミュニティはTech Stockにもあります。
3、解説がカラフルで見やすい
結構個人的な感覚ですが、CloudTechの解説はカラーで図解も分かりやすいんですよね(Tech Stockの解説はシンプルイズベストスタイル)
サイト自体もカラフルでUIについてはCloudTechに軍配があがります。
Tech Stockの良い所
1、間違えた問題の振り返りが簡単
個人的にTech Stock最大の利点で私個人としてはTech Stockを推したい理由です。
Tech Stockは学習履歴から各章(7問1セット)の正答率とどの問題を間違えたかと一目で確認できます。
また、間違えた問題のみを再挑戦したり、個人的に怪しいなと感じた問題にマークをしてその問題のみを復習することができます。
また、問題集全体の正答率も確認できます。
同じことをCloudTechでやろうとすると間違えた問題を自力でメモして間違えた問題まで飛ばないといけません。
私はよく問題集を2週して間違えた問題を潰していく学習スタイルをとっていたるのでTech Stockが合っていましたね。
*2024年5月追記
CloudTechにブックマーク機能が追加されました。
2、問題数が多い
CloudTechの時と矛盾しているかもしれませんが問題数が多いメリットもあります。
だって類題がでるなら問題数は多い方がいい。
暗記できる問題は多い方がいい。
もちろん、多すぎたりもう出題されないような問題が混ざっている可能性もあるので問題数に関しては一長一短です。
さいごに ‐どちらを利用するべきか‐
ここまでお話ししました通り、どちらもAWS問題集として非常に有効です。
CloudTechだから受かるってことも、Tech Stockだから落ちるってことも無いでしょう。
ですが、それぞれ少しずる違いがありますので、今回紹介したそれぞれの特徴がどちらを利用するか迷っている方達の判断の助けになれば幸いです。
さいごに私が今からAWS学習を始めるならどうするか、ですが。
CloudTechを利用すると思います。
理由としては、アソシエイト資格は更新のペースが早いので問題のラインナップを更新しているCloudTechが適していると考えます。
プロフェッショナルや専門知識を学習するころには自分の学習スタイルを確立していると思いますので、その時自分に合っている方を選びます。
というわけで今回はCloudTechとTech Stockを個人的に比較してみました。
DBSとDASの合格体験記をまだ書いていないので、そちらも書かないといけませんね。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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