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【公務員試験】専門科目の勉強法~心理系・記述式の勉強法~

私は心理系公務員をめざし2回受験し、2回とも筆記試験に合格しました。
ここでは、私が合格できた勉強法をお伝えします。

私が受けたのは、
■心理系公務員
■地方上級レベル
■記述式

でした。

私もそうでしたが、心理系公務員(記述式)を受ける人は、ここで困ったのではないでしょうか?

ズバリ、独学では勉強法も、テキストも、最新の情報も何もない…!

■行政系のマークシート式なら、スー過去で対応できるのに…!
■心理学に特化した、公務員対策の最新のテキストがない…!
■そもそも、心理系公務員対策のテキストがない…!
■公認心理師や臨床心理士の試験対策テキストでカバーできるか不安…!
■ネットに情報も少ないし、独学でどうやって勉強すればいいかわからない…!

私は、このような悩みがありました。
しかも、フリーターの私には、予備校にいくお金もありません…!

教養試験なら、ネットで検索するとおすすめテキストや勉強法などの情報が、無料で手に入る…。

でも、
「心理系」×「記述式」×「独学」×「最新情報」
となると、おどろくほど情報がありませんでした。

このままやみくもに勉強したところで、合格できる保証はありません。

【正しい勉強法ができない場合】
■教養試験がバッチリでも、専門科目で落とされてしまう
■やみくもに勉強しても合格できない

こんなリスクがあります。
そこで、私と同じように、
「心理系」×「記述式」×「独学」
で公務員試験に挑戦しようとする人のお役に立てればと思い、このnoteを書きました。

私は、この勉強法で公務員試験に合格することができました。
なので、私の勉強法を参考に、合格めざしてもらえたら…と思っています!

⛵もくじ⛵
【地方上級・心理系公務員のレベル】
■院試に合格できるレベル

【専門科目の勉強法】
■過去問をみて出題範囲をザッとつかむ
■テキストを決める
■得意分野をもっておく
■マインドマップにまとめる
■暗記する
■過去問をといてみる
■問題文をみて、キーワードがつぎつぎ浮かぶ状態になればOK!


■求められるレベル

まず、心理系公務員に合格するために必要なレベルです。
私は地方上級レベルを受験したので、下のようなレベルだったらじゅうぶん合格できるはず。

【地方上級・心理系公務員のレベル】
■院試に合格できるレベル

ざっくりいえば、院試対策ができれば合格できるレベルです。
なので、「記述式」のばあいは、院試合格レベルをめざして勉強してください。

■合格できた勉強法

つぎに、私がじっさいにとった勉強法です。

【専門科目の勉強法】
■過去問をみて出題範囲をザッとつかむ
■テキストを決める
■得意分野をもっておく
■マインドマップにまとめる
■暗記する
■過去問をといてみる
■問題文をみて、キーワードがつぎつぎ浮かぶ状態になればOK!

じゅんばんに説明していきます!

■過去問をみて出題範囲をザッとつかむ

まず、あなたが受験する試験の過去問をみて、出題範囲をざっくりつかみましょう。
このとき、
「どの分野をしっかり勉強すると、多く点をゲットできるか?」
をつかむよう、過去問をみてください。

私がみた過去問では、

■臨床心理学
■発達心理学

この2つさえ外さなければ、出題範囲をカバーできるレベルでした。
そこで私は、主に「臨床心理学」を勉強することにしました。

ですが、受験先によっては
「どの分野からもまんべんなく出題される」
ばあいもあるので、過去問から出題分野をしっかり見きわめましょう。

■テキストを決める

つぎに、テキストを決めます。
「院試レベル」×「記述式」で、だいたいテキストが決まります。

私がじっさいにつかったテキストは、↓コチラです。

■DSM-5
臨床心理学のなかでも臨床症状を把握するためにつかいました。
症状がのっているので、「どんな病気」が「どんな症状」になるのか、ぐたいてきにイメージしやすいです。
また、イメージしやすいので、記憶にも残りやすいですね!
※こちら、図書館で借りるというのもアリですよ!

■臨床心理学
院試でも、このテキストをガッツリやっとけば合格できるのでは…?
というほどのボリューム!
この1冊で、臨床心理学の9割をカバーできます。

■基礎心理学
発達心理学をカバーするために、つかいました。
もし、出題範囲がまんべんなく…というときは、こちらを使えば間違いないかと思います。

■公認心理師完全合格テキスト
紹介した「臨床心理学」の本だと、どうしても最新といいきれず…
「最新情報」×「行政にまたいだ心理学知識」
をカバーするため、パラパラとつかいました。


■得意分野をもっておく

つぎのポイントは、「じぶんの得意分野をつくる」、です。
オススメは、

■臨床心理学
■発達心理学

あたりです。

どちらの分野も、働きはじめれば現場で役に立つ知識ばかりだとおもうので、専門科目でも多めに出題されるかと思います。
(私が受験したところは、臨床心理学だけで8割カバーできました)

なので、「心理学」という広い広い出題範囲から、
「これだ…!」
という得意分野、それもテストでかなりカバーできる分野をもっておくのをオススメします。

■マインドマップにまとめる

さて、テキストと出題範囲が決まったら、あとはそれにそってマインドマップでまとめるだけです。

マインドマップの書きかたに迷ったら、ググってみてください!
マインドマップは、理解&記憶の定着にすぐれた、ぜひつかってほしい勉強法です!

マインドマップでまとめると、8割~9割は初見で記憶できるので、暗唱したりくり返し手を動かすこともいりません。
オススメですよ!

■暗記する

つぎに、マインドマップでまとめたものを暗記していきましょう。
マインドマップをつかえばほぼ記憶できてると思います。
とはいっても、試験まで数か月もあくと忘れてしまうので、
効率よくバシバシ暗記していきましょう!

■過去問をといてみる

さいごに、じっさいの過去問をといてみましょう。
どうですか?
マインドマップだと、けっこうスラスラ思いだせませんか?

ここでは、
「本番ならどう記述するか?」
を確認するぐらいでOKです。

■さいごは、キーワードがつぎつぎ浮かぶ状態になればOK!

あとは、重要キーワードをみたときに、関連するキーワードがつぎつぎ思いつく状態になればOK!

これなら、本番で「~について説明せよ」といった問題がでても、思いついたキーワードをつなげるだけで立派な回答ができあがります。

■いちばん効果的だったのは、じぶんの得意分野をもつこと

さいごに、私が試験対策をしていちばん効果的だったのは、「じぶんの得意分野をもつこと」でした。

私は、臨床心理学と発達心理学(とくに発達支援)でした。

まず、臨床心理学は症状や疾患などが記憶しやすいからです。
とくに事例紹介などは、物語をよんでるみたいで、記憶しやすい&興味をもてます。

発達心理学(発達支援)もおなじく、症状や事例をよむと記憶にのこります。
それから、日常で子どもと接するときに、
「こうやってほめるといいんだ!」
「こう伝えると、わかってくれるのか!」
など、コミュニケーションのコツにもなりましたし。

それに、このふたつの分野は、この先勤務でもつかえる基礎知識になると思います。
相談業務や虐待対応などがあれば、おそらく「臨床心理学」&「発達心理学」の知識は、まちがいなくあなたの力になってくれます。

なので、
「じぶんの得意分野をもつこと」、
できれば「臨床心理学」&「発達心理学」の知識を得意にすることで、
試験に合格するだけでなく、そのさきの業務でも、あなたの強みになりますよ…!

(もしあなたが臨床心理学の分野でない領域をねらっているなら、たとえば犯罪心理学とか、認知心理学など業務で必要とされそうな領域を強みにすると、いいと思います!)

あと、得意分野をもっておけば、たとえヤマが外れても、
なにかしら書けるはずですし。

ということで、
あなたもぜひ、じぶんの得意分野をつくって試験に挑んでください!

■教養試験の学習法は、こちらの記事もどうぞ…!

もし、教養試験の勉強法を知りたいな、と思ったり、
どんなテキストをつかうといいかな、とまよったら、
こちらもぜひどうぞ!

もちろん、これは"私"が合格した勉強法&テキストなので、
あなたにはあなたのベストな勉強法&テキストがあるかもしれません。

なので、あくまでご参考までに!


■まとめ

ということで、心理系公務員に合格するための方法は、

【地方上級・心理系公務員のレベル】
■院試に合格できるレベル

【専門科目の勉強法】
■過去問をみて出題範囲をザッとつかむ
■テキストを決める
■得意分野をもっておく
■マインドマップにまとめる
■暗記する
■過去問をといてみる
■問題文をみて、キーワードがつぎつぎ浮かぶ状態になればOK!

でした!

もし私の勉強法があなたのお役にたてたら、私もハッピーです。
あなたのことを、応援していますよ!

これからも、だれかの背中をそっとおせるようなnoteをめざします。あなたに勇気や自信や希望がお届けできますように…!