見出し画像

ワクワクというフワフワなヤツ

いきなりですが、ワクワクしてますか?
夢、仕事、学校、遊び、趣味、食事、恋愛…
何にだって"ワクワク"はありますよね。誰しも多かれ少なかれ経験があると思います。
ちなみに、僕はこれを書いている今日の晩飯がカレーって聞いてワクワクしています。
何にワクワクを感じたっていいんです(^^)
心が動いた瞬間がゴールだったりするんじゃないでしょうか。
なんとゆーか、ワクワクって形がなくてフワフワしたヤツで、何の確証もない。そのくせ、"何か"をする時の芯とゆーか核みたいなカタイもの。場合によっちゃあ、自分を動かす言い訳にもなるのかな。ただし、いつ、どこで出会うかは分からない…。
「初心に返る」と言いますが、私はワクワクがスタートでありゴールなんだと思う。
つまり、「初心=ワクワク」とか?

 自分がしている事業のミッションは、障害を持たれた方が就労に向けた最初の一歩を踏み出すきっかけ、もしくはリスタートの一歩目として、これからはばたいていく人たちをサポートすることだと思ってます。同時にその人にとっての居場所でもある。
まだ世の中を知らない人、世の中に疲れてしまったけどもう一度がんばりたい人、やりたいことが見つからない人、自分でも活躍できる場所を見つけたい人、安心できる自分の居場所を見つけたい人…
など、いろんな経緯を持った、いろんな人が来てくれてます。もちろん、腰をあげるまでに時間もかかった人もいますが、それでも何かを求めて来てくれてる。これはめちゃくちゃ嬉しいことです(^^)
そこで、事業所に来てくれるメンバーさん(=利用者、当事者)によく言ってるのは、ワクワクすることに出会ってほしいということ。そして、それを感じた時は自分のことを自分が一番に認めてあげてほしいということです。
きっと、それが次の自分に進むためのステップだと思うので。

私らのような事業所は就労継続支援B型って言うのですが、(一般には"作業所"とゆー名前のほうがイメージしやすい?)
簡単に言うと、事業所に来て、軽作業をしたり、いろんな物を作ったり、人とのコミュニケーションの練習だったり、仕事に必要な体力や知識、そして自信をつけていくのが主な目的だったりします。
私が立ち上げに際して情報収集してるとき、いろいろ写真で見たり、見学に行かせていただきました。行く先々で、素晴らしい考えの人や、おもしろいなって感じる人にお会いしました。しかしながら、実際の雰囲気は、思い描いていたイメージとはだいぶかけ離れてました。
専門的な見地からしたら色々と意味があるのでしょうけど、私が利用する立場やったら
「うーん、ワクワクはしないなぁ…」というのが正直なところ。
障害当事者側からしたら、もしかしたら、それが当たり前というか、「そういうものだろう」という感覚だったのかも…
そりゃそうですよね。サービス提供する側の主流がそうであって、それで良しとしてるなら、選ぶ方は選択の余地ないですもんね。
「なら、自分はどんな場所行きたいやろ?」
「どんな場所ならワクワクするやろ?」
ってことを考えて準備していきました。

雰囲気はなんとなく自分の中でできあがってました。


「カフェとか雑貨屋さんぽいトコにしたい。音楽流れてる感じがいい。」という(^^)
ザックリとしたイメージを伝え、いかにもな倉庫をカッコよくしていこうと。私は不器用なので、絵とかを描いて、それを友人が作る。あの頃は、まさに毎日ワクワクしながらやってました(^^)

手前みそですが、理想な空間にはなってきたなぁと思います。福祉っぽさを極力考えずにしてますが…。昔から自分が福祉という仕事をやってきた中で感じるのは、福祉はどうも閉鎖的な空間ということ。
もちろん働き手個人個人がそうではないですが、全体的にそういう風潮とゆーか。
慎重といえばそうかもですが、どこかで自分達ひいては当事者の可能性にブレーキをかけてるというか…。
そーゆー空気は変えたいなってのは昔から思ってました。
どうも、"福祉はこうでないと"みたいな、変な先入観がまだまだあるように思います。
可能性を広げるべき仕事のはずが、いつしかその逆を行ってるような気もしますね。
だからこそ、まず自分がワクワクすることが大事だと思ってますし、事業所に来てくれる人たちにも伝えていきたい。
ワクワクというフワフワしたヤツ…
いつしか、それが夢、目標に変わるはず。
でも、人によってタイミングはそれぞれ


なので、私たちの事業所のコンセプトは
"ワクワクを一緒に見つけて育てる"
"心のままに、自分のペースで"
"心のお茶屋さん"

だったりします。

人から見たら大したことじゃなくても、
バカにされそうなことだったとしても、
自分のワクワクを信じてあげるのもいいんじゃないかなぁ〜(^^)

ありがとうございました。

#福祉事業 #インターネットラジオパーソナリティ#ワクワク#音楽

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?