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#8 辞書読んでみようよ

こんにちは、宮沢です。今回は辞書について書いてみようと思います。

前回、8/20に行った「高松・宮沢の道草談義 第5回」は「辞書買いました!」というテーマで開かせていただきました。というのも、発売から少し間が開いてしまいましたが、先日三省堂の『新明解国語辞典 第八版』を購入しました。

新明解国語辞典(以下、新明解)といえば、以前に「恋愛」の解説文が特徴的だと話題になりましたね。文系としては、やはり辞書について語りたい笑!

魅力の一つ目は日本語が美しいこと。やはり国語辞典を編纂している方々なだけあって、一文切り取ってみても美しく、的確な語彙を用いて書かれています。これは、新明解の場合は本文だけでなく、序文であったり、コラム(文法欄や運用欄などなど)でも当てはまります。
特に、序文に関して言えば、新明解は初版から第八版まで、全ての版の序文が掲載されています。それぞれの序文に面白みがあるので、個人的には全ての学生に国語の授業中の先生の話を全部シカトしてでも読んでほしいなと思っています笑。(こんなこと言うと怒られてしまうかもしれませんが…)

二つ目は説明の参考になること。辞書というのは、基本的には分からない単語の意味を調べるものですよね。なので、分からないものを、極力齟齬のないように説明しなければなりません。その意味で自分も他の人へ何か物事を説明するときの参考にすることができるのです。絶妙な単語の違いで、与える印象は大きく変わってくるのが言葉の特徴の一つでしょう。なので、その世界で生きながら紡がれる言葉には、個人的に大きく惹かれるものがあります。

というわけで、今回は辞書について書かせていただきました。最近はネットや電子辞書でも事足りてしまう世の中ですが、だからこそ紙というものを通して、身体活動を伴って自分の知識を広げていくことも面白いのではないかなと思います。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。宮沢でした。

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