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#33 これまでの道草談義を振り返る

2022年7月22日、第0回の道草談義を行い、これまで丸3カ月の間に12回(第0回を含めれば13回)の道草談義を行いました。この記事を書いている10月21日のnoteクリエイターフェスのお題が #振り返りnote ということでこれまでの道草談義を振り返ってみようと思います。

そもそも、道草談義が始まった経緯は、以前高松さんが書いている記事の通りです。基本的には、なるべくとっかかりやすいテーマから始めて、皆で話し合ったり、脱線したりしていくうちに徐々に深い内容へ、というスタンスでやってきたつもりです。

では、僕の感想をパパっとまとめます。
現時点では、やっぱりこういう場って必要だな、というのが感想です。まだまだ回数も少ないので、振り返って総括するに足りる経験は持ち合わせていませんが…。
こういう場ってどういう場かというと、皆で生産性のあるなしに関わらず話し込む経験のできる場、です。道草談義は、そういう場でありたいという願いも込めて名付けたので、ある意味当たり前の感想というか、あるいは、順当な結果と言えるかもしれません。

ちょっと話は変わりますが、以前、大学生の特徴に「答えのない問いを扱う機会の増加」というものを挙げた記憶があります。文系として、これほど魅力的な課題はないのですが、やっぱり僕も考える力が足りないなあ、と思うことが多々あります。
道草談義は、若い人たちが考える体力をつけられる場でもありたい。何なら、道草談義じゃなくたって良いです。とにかく、今の日本には皆で集まって、ひたすらに思索を巡らす環境が必要なんじゃないかな、と思います。その精神的な意味での体力が、これからの社会では多くの場面で必要になってくると思います。1対1の対応関係をひたすら詰め込むのではなく、∞対∞の関係を追いかけ続ける、そんなことのできる大学生になりたいな、なんて思ったりします。

これからも、細々と道草談義は続けていきます。ここまで大そうなことを言って振り返ってきましたが、結局は今の僕に必要だから続けています。
機会があれば、皆さんもぜひご一緒に。

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