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#12 授業はTwitterで成立する!?

言いたいことは、Twitterがすごいということではありません。授業は呟きでできているということです。宮沢君が、ボソッとと呟くとき、その根底には多くの前言語(内言)がありそれを言語化して可視化する(外言)というのが授業だということで。以心伝心で授業できない。授業はすべて言語で成立する。

学びの共同体

スペースはほとんどが音声言語の会話で、それを、対話にするには、呟きの深堀をする。そのために必要なのは、聴きあう関係です。(写真 上)聴くこと。聴いてもらってますか?

相方の宮沢君は多分、Z世代。一方、私はというと、デジタルフォビアがある。(ネット上の文字がいつ消えるかと心配し、クラウドはどこにあるのかと疑問に思う。)言語は単に情報になって拡散する危険がある。で、宮沢君としゃべって、だんだんと言葉が再構成されて、メタ認知されていくことで、自分のことが定義・洗練され、言語化されていく過程が大事なのです。

https://www.job-terminal.com/features/Z%E4%B8%96%E4%BB%A3/

私・・昭和の高度成長時代を過ごし小さいときには、身近に貧乏がリアルにある。お風呂は薪、徐々に石油、屋根はわらぶき、道路は地道が徐々に舗装される、夏は扇風機ですごし、冬は練炭の炬燵と豆炭のあんかで暖をとる。家電が増えるたびに豊かさを実感し、きちんと暑くて、きちんと寒い。そして、ごはんもおいしい。

わらぶき家屋に白黒テレビがきて(トトロの時代)、1964の東京オリンピックがあり、カラーテレビの色彩に驚き(ディズニーアニメの時代)、印刷と言えばカーボン紙に鉄筆、すぐに、日本語の和文タイプライタ(これはグリコ森永事件で脅迫文に使用された)。ツールが目まぐるしく変わり、特にPCでは相当苦労した(ツリー状の考えが分からない)。

Twitter社のツイッターなんて誰が利用するのか?呟くなんてするわけないし、140字数で伝わるわけない、と考える世代。しかし、現実には呟いている。なんで?

結論は、皆さんの個人主義の考えが広がったのと、反動で共同体がばらばらになったから。孤立していることが現代の大きな特徴といえる。もっと孤立化は深まるであろうと思われる。このnoteもその象徴でもある。いや、孤立化を阻み公共を創生しているつもりだが。だからこそ、呟く。天声人語。

ここまでにします。


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