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子どもの「〜って何ですか?」にはっとさせられる

教育のためのTOC 駅伝 Advent Calendar 2021 の10日目の記事です。

「教育のためのTOC」には、話の論理を改善するための「CLR」という視点と質問があり、バックグラウンドが違う相手とこれを意識したやりとりができると、お互いに建設的なコミュニケーションができるなと感じたときの話です。

※過去にもCLRの勉強をしたときのメモが残ってました。ほんとのメモ。

「教育のためのTOC」の練習の場のひとつであるTOC@Hokurikuは最近はオンラインで開催されていて、遠方からお子さんも参加されることもありました(^^)

そこでのグループワークで、メンバーが出した表現をひとつにまとめようというかというステップでの一コマ。そのときメンバーにこんなふうに問いかけたことがありました。

そのときメンバーのひとりだったお子さんに質問されて、はっとしたんですね。(他のメンバーは大学生や社会人で構成されていました)

「しゅうやくって何ですかー?」

あ、これはCLRのひとつである明瞭性の懸念(言葉の意味や文章全体が意図するところがわからない)だ、と。

自分のそのときの言葉のチョイスがよくなかったんだとわかりましたし、そう気づける、とてもクリアでわかりやすい質問でした。

わたしは普段、質問することがあまり得意ではありません。
特に相手との関係性が気になります。「聞いていいのかな」と躊躇することが多いですし、逆に自分が勝手に気を許した相手に失礼な物言いになってしまっている時もあります。

しかし実際には、このときの例のように、純粋な好奇心や興味を持ってわからないことを聞いてもらえると、お互いに自然に理解度を確かめ合えます。
また理解度を確認せずに相手にとっては勝手に話が進んでいくと、内容の理解だけでなくその場でのコミュニケーションコストも上がりかねません。が、それを下げることができると思います。

・・と書きながら、最近の職場での上司や同僚とのやりとりをもっと改善しないといけないんだろなと、いろいろ思い出して胃が痛くなってきました笑。このときの彼のように、もっと物おじせず質問できるようになりたいものです。

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