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ミャンマー人の見えるおじさん①

チェンマイ🇹🇭に、旅行社をやりながら
お願いするとみてくれる
ミャンマー人のおじさんがいました。


生年月日を伝えて、手のひらを見せる。
おじさんは、手のひらを見ながら
別の映像にアクセスするようです。

このことを商売にしてはいけないと
上(天?)から言われているそうで
料金設定はなし。 
それぞれが
「気持ち」としてお礼を包む。
生業は、あくまで旅行社でした。



日本から、またはタイの国内から
チェンマイにやって来る友人たちは
おじさんのところへ行きたがる人が多く
連れて行っては(わたしが通訳して)
みてもらいました。


「サムライの格好で走っている」
(仮装して走る侍マラソンというのに参加し
部屋に写真も飾ってあるという男性)


「前が海で後ろが山、お母さんが料理人で
お姉さんが優等生、お兄ちゃんがその反動で‥」
(彼女の実家は瀬戸内の島で、
言われた通りの家庭環境、
お母さんが握るお寿司屋さんだそうだ)


7年間子宝に恵まれず、
諦めかけていたが
「子どもいるよ、生まれる」と
あっさり言われた時には半信半疑でしたが
帰国してすぐに
本当に授かった夫婦もありました。


過去と未来は、あまり区別がないらしく、
おじさんには
それがどちらなのか
わかっていない時もあるようでした。


今では、過去も未来も同時に存在する
データのようなもの、と知ったので、
そのことがとてもしっくりきています。



見えたものをそのまま言ってくれるので
「特にその情報は要りませんけど‥💦」
という時も。


「太る」(おじさん顔を上げたらわかるよ😂)とか
「トイレが長い」(たしかに
トイレに漫画を持ち込んだりするタイプで、
滞在時間が長いのは事実だった)とか。




ある日、
「ドロボーに遭うので気をつけなさい」
と言われた友人がいました。



②に続く→

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