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イギリスは冬でも草が緑。12月初旬に珍しく氷点下の日々が続いたけれど、芝生の上に雪・・という感じなので、普段の光景が全く違う雪景色が新鮮でした。

いつもは緑が広がる風景

風邪は命取り。
高齢者にとっては、これは昔からそうだと思うし、子どもの生存率が低かった時代は、高熱と肺炎はセットの様になって、命を落とすことも多かったはず。現代
の薬信仰のきっかけにもなっただろうペニシリンが使われる様になってから?なのかもと思うと歴史的には100年足らず。でもその間にすでに抗生物質は使いすぎると耐性ができて効かなくなる・・・ということで、イギリスではかなり前から安易な処方はされていない。そういう意味では薬ってかなり実験的に使用されているとも言えるのかもしれない。

もっとも、生まれた時には普通に薬が手に入る時代に育った私たちにとって、あまりありがたみを感じるものでもないのだけれど、親世代前であれば、すごく効く薬というのは重宝されただろうなと想像できるし、仮に肺炎で子どもを失った親であれば、あの時この薬さえあれば・・・と思いを寄せるほどかもしれない。だからこの世代が民間療法よりも西洋医学信仰になったのもよくわかる気がする。


実は悲しいニュース。
オーストリアの友人の友人の娘さんが16歳でこの世を去った。
高熱の長引いた風邪・気管支炎の後に病院で・・・。

同世代の子を持つ親として、ただ、どう対応すればいいかわからない気持ちになる。友人は医師であるし、やるせなさを思うと心苦しい。詳しくはわからないけれど免疫が暴走したことは確かではないかと思う・・・。ティーンエージャーが風邪で死ぬなんて聞いたことがない。

コロナなら??そういうケースは稀にあったのかもだけれど、風邪で高熱で、心停止・・・これはどう説明されれば納得のできる話なのかと思ってしまう。夏に会った時、まさにパンデミックと共に最前線でコロナで命を落とす人々を治療していた友人は、もうコロナ疑いでも、気管支炎止まりになったから重症化はしていない・・・と言っていたし。


日本の友人の友人の息子さんも、24歳で突然死された。
ご飯食べた後、お腹が痛い・・・と言っていた翌朝に発見されたときには手遅れで。どう説明されれば納得ができるのか・・・

親として、そんなことが起こるなんて考えるだけで途方に暮れてしまう。他人事だと思えないし、他人事にしてはいけないと思う。でもだからと言って、どうすればいいか、わからないし、「そういう話」をネット上でもたくさん見かけるようになった。

変な時代になってしまったな・・・と思う。

オーストリアも注射していないとレストランに入れなかったりという規制が結構強かった国のひとつ。私がイタリアやフランス、オーストリアという、日常生活に
グリーンパスが必要だった国に住んでいたとしたら、子ども含めうまくスルーできたのだろうか?とも思う。(それぞれ、スルーしている知り合いもいるけれど、学校に行くのにも毎日自費でテストして・・・とか職を失ったりとか、とても大変な思いと苦労をしてるのです。)

イギリスでは、この冬に猩紅熱(A群溶連菌)で亡くなった小学生とそれ以下のこどもが19人死亡ということでまた「感染症」にピリピリしている。抗生物質を安易に使わなくなってから生まれた世代なので、抗生物質を使わないようにしたから?なのかはわからないけれど、全国の学校に配布されたレターを読む限りはなるべく早く抗生物質を投与してもらうようにというガイドラインが出ている。

コロナが流行りだして、最初の3月に私たち家族もみんな風邪をひいた。
えらい長引く風邪だなあーというその時、多分これがコロナだろうなと思いつつ。そして治りそうで、治らない・・・ぶり返す・・・の繰り返しに、怪訝になりつつも。昔痛めた肺が疼いて痛い・・・というのも何度も繰り返していたのだけれど、その後、それに効くレメディをみつけたので、その後は肺の痛みも、痛みを伴う嫌な咳のぶり返しも無くなった。

それからも息子は何度も40度越えの高熱の風邪をひいていて、それは大抵2−3日続いた。コロナが流行る前は2日以上発熱ということはなかったと思うのだけれど・・・つづくのが、もはやニューノーマル。2人とも陽性反応が出たこともある。(初回の3月はまだテストキットが市場に出てなかったし、その際も私にだけはうつってもいない・・・)

そんな私にもとうとう来たかーな高熱を伴う風邪はこの秋。これには人生初、4日間も寝込んだ(ただ、延々と眠かったので、実は39度を超えていても特に辛いわけではなかった)

ただし、その高熱の後、私はすごーくスッキリしてて、美容院でもなんだか髪の調子が良さそうだけど、何か変えた??と言われたほど。実際にそれまでは普通だと思っていた目脂とかも減った。それっていかにも熱で不要なものを溶かした感!笑


そして11月末に日本から娘が一時帰国すると同時に、ロンドン観光でまたもや風邪ひきになった息子から、夫と娘が風邪をひき・・・2人はここで初めて数日の高熱。(夫はこの間もなんども風邪をひいていたけれど、高熱には至らず。そして風邪も「いつものこと」らしい。コロナが流行る前は、それくらいは風邪薬のんで・・・みたいにして誤魔化してきたと。:コロナ後は、私が口うるさく薬で抑えるな・・・というので、注射は打ったけれど、不要な薬はなるべく控えてくれてはいるらしい)

この「ヘビーに寝込む風邪」は、夫曰く「コロナ陰性」だったらしくて、でもこれまででひいた風邪で「一番やばいやつ」だと・・・笑 強靭な免疫力を持つ娘も、「こんな寝込んだの初めて」だと言って怒っていた。

*ちなみに、娘の場合はここ2年以上、日本ではお昼ご飯はコンビニで・・・最初の1年は寮食もコンビニフードに近い外食ケータリングのものだったこともあって、本人曰く相当、体にも毒が溜まっているに違いない・・らしい。自宅では私がランチにサンドイッチでいいや・・・とありあわせで済ませても、本人はパスタ作ってでも美味しいものを食べる食いしんぼう。まずい寮食のおかげで、絶対に食べなかった飛行機の機内食だって美味しいと思えるようになった・・・というフードクリティクス(食評論家)。

私は4日寝込んで、1週間後にはスッキリ日常復帰したのだけれど、この2人はだらだらと起き出して、こんこんしていたので、出しきれてないな・・・・とは思っていた・・・ら・・・


12月半ば、アイルランドに3泊ででかけて、その間一切咳をしなかったのに、帰りの飛行機で周りの人がこんこんしているのをきっかけに?英国に帰ってきた途端に、また風邪をひいた・・・

そしてまた高熱と大量の汗。
2度目になると本人もそろそろ喉が痛くなるかなとか、ゆとりも出てくる。この際全部いまのうちに解毒しておきなーという感じ。高熱が続いて複雑化して入院というシナリオは全く思い浮かばないけれど、亡くなった家族だってそうだったに違いないと思うとまたなんとも言えない気持ちになる・・


実は風邪に関して一つの考察がある・・・
もしかして、風邪は怒りの排泄??かなと。

家族を見ていても、怒っているから・・(うちだけか・・笑)
息子は延々と喉が痛い時、きっと朝になったら治ってるよなんて言おうものなら
、朝起きるなり、「えー!まだ治ってない!」と怒っていた・・・。

夫も娘も息子も(うわーっ!)人に気を使うタイプで、普段から溜めやすいので、息子を除き(これも面倒)家では発散できるのだけれど(非常に迷惑)外ではいい人になる・・笑

その夫が、高熱を伴わない風邪をひいている時は、「調子どう?」と聞くと、聞かなくても悪いってわかるでしょ?みたいなピリピリした対応をするのに、高熱を伴っていた時にはなんと穏やかなことか!笑  

そっかー、熱は燃やすエネルギーで怒りのエネルギーでもあるから、ワンズだもんなあなんて思いつつ・・・普段の溜め込んだ怒りのキャンプファイアにはちょうどいいのかもと。どうぞどうぞ、燃やし尽くしてくだされーな気分。笑


娘は娘でまた「なんでこんなひどい風邪をまた、ひかないといけないんだ!」と怒りだす・・・笑 ちょっとまって・・・怒ってるから、自分への怒りがマックスになって発散してない???という話に。確かに帰りの車できょうだい喧嘩をして怒ってた!笑

私が寝込んだ時は、しっかりした発熱に対して、せっかくだから熱40度でないかなと楽しみにしてて、一切辛くなかったのだけど(その後、体力が落ちてることに気づいて、5日目や6日目は、ちょっと歩いただけで息切れするわ・・・と思ったけど)そういえば、ずいぶん昔の「怒り感情」について友人といろいろ話した後だった・・・。だから寝ながらまだ残っていた感情に気づけて良かったーなんて思っていたのです。

ところがみんなはとりあえず「風邪に怒ってる」

ということで、今更ながらの大発見は・・・必然的に、家族3人に効くレメディが、スタフィサグリア!(デルフィニウムの花はイギリスのコテージガーデンには欠かせないとっても可憐で上品で素敵な花。レメディは種から作るらしくて、その種は丸くなくてカクカク統一感はないもの)

これは、抑圧した怒りのレメディ:少しでも不愉快なことに対して極度に敏感であり特に批判に耐えられない・・・まさに!


風邪というのは、邪気よ飛んでけー!
邪気を落とすために最強なのだと思う。

娘の描いた感情表現

ちなみに、怒りを絵にすると(娘)、こうなるらしい。(左上)このピリピリ感。怒りは実に赤血球の形までトゲトゲにするらしいのだけれど、トゲトゲって・・・


ピーナッツの成分が変わったから、ピーナツアレルギーで死亡するケースが出てきたのか・・・風邪の菌が変容したから、重症化するようになったのか?何がどうなのか正直なところわからないけれど、ピーナツがGM化することはあっても、成分が大幅に変わるとは思えない・・・。


「今時の風邪」は長引く。ということは確かな気がする。

パンデミック前から安易な鎮痛剤の常用で中毒や死亡に至るケースがあるということは聞いていたのだけれど、免疫を低下させる薬物の注入も伴って、さらには昔より明らかに強い電磁波にもさらされる時代。もう実際には何が何だかわからない・・・。説明もつかなければ、原因を突き止めることも不可能に近い。


まあ、いいのです。人のせいにしないで。
薬を飲むのも打つのも、携帯を目覚ましにして一日中電磁波を浴びるのも、自分の選択なので。(ダウジングすればわかりますが、携帯は枕元から最低2メートルは離した方がいいです)

自分の身は自分で守るしかできないし、安易に薬を使って熱を冷まさずに解毒できるように、熱を悪としないこと。

怪我も病気も風邪も災害も人災も、功名にしていけるように発想を転換していればいいのかなと思う。そして寝ている間に自己治癒力が働くので、こういう時はたっぷり寝ること。もう大丈夫と思っても、あと1日は余分に大事を取る・・・ちょっとやばいかも・・・風邪引くかも・・・と思ったら、アコナイト一粒。


#風邪 #怒りの解毒 #スタフィサグリア #ホメオパシー #免疫低下への危惧



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