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Welcome to the jungle

エージェントの仕事は、そのポジションを埋めたい企業に対して適切な人材を紹介し、その紹介手数料を稼ぐ。

インハウスのリクルーターも、現場にヒヤリングをし、業務内容と採用マネージャーが欲しい人材を確認をし、ハントしてくるのが仕事である。
採用後はリクルーターとは、社内で顔を合わすことはあるかもしれないが、仕事では関ることはないため、あいさつ程度しか言葉を交わさない。
たとえば、彼らの目標管理指標の中に、「採用した人の3年以上の定着率」が含まれたら、ハントの仕方や社内で顔をあわせた時の振る舞いなどは変わるのではないかと、入社後にギャップを把握することなどもしたら、より適切な人材採用に結びついたりしないだろうか?など思ったりする。

引越し代も採用から6ヶ月経ったらお支払いしますという条件で、コンサルティング会社のポジションに決まった。東京に帰ったとたんに、コロナのために出勤停止が開始され、コミュニケーションはオンラインを通じてのみだった。

ファームはパートナーを筆頭に、小さな会社が大きな傘の下たくさん集まっているような感じであった。パートナーが社長ポジションであり、隣の会社は何をしているかまったくわからない、そのチームはよくもわるくもパートナー次第。

コンサルタントたちは、プロジェクトにアサインされたら、隣からも人がアサインされることもあるので、多少横のつながりがあるが、私の採用されたチームは「社内ベンチャー的な組織」のため独立独歩、周りも我々が何やってるか認知されておらずな感じであった。

結局このチームって何を目標にしていて、何をしたいのだろうがいまいちわからなかったまま入社したが、Non Japaneseメンバーで構成されているチームの唯一の日本人の派遣さんから「ここ動物園っす」と一言。
Welcome to the jungleだった。

ジャングルは色々な動物がおり、動物たちはそれぞれの行動指針で自分が正しいと思う価値観で動いていた、「一般的な常識」「通常の価値観」が当てはまらず、些細なことでも大揉めになることが日常であり、ビジネスにつながるようなことをする前の段階で、常に何か問題が勃発していた。
ダイバーシティ&インクルージョンともまた違う・・・本当に些細なことで常にギャーギャーとやってるチームであった。

察しのよい方はわかりますね、そうです、私はうんざりしました。
そして、自分が探してきて応募をしたポジションではなかったために、転職コンサルに「騙されて連れてこられてしまった」という感情を抱えていました。

私はもう2度と転職コンサルは使わないと決めました。


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