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ジャングルからの脱出

ジャングルの中での動物のテリトリー争いや、餌の奪い合いに「仕事どころじゃないじゃないか・・・」とうんざりしていたが、決定的に「もうダメだ、ここは1日も早く去ろう」と思った出来事があった。

ジャングルにまた新しい動物を連れてきたいという、園長(パートナー)のご意向に従い、外資系リクルーティング会社の担当者に業務の説明をすることになった。自分はリクルーティング会社からの説明に対して、綺麗なことばっかり言われて、迂闊にも信用してしまったことを後悔をしていたので、
この動物園が目指しているもの、でも、まだまだ模索している段階であること、こんな人がいいと思うということをわかりやすく伝えた。

週に1度、園長(パートナー)とのオンラインでの1:1があるのだが、その日はログインした瞬間から不機嫌そうな表情だった。割と感情の浮き沈みを露骨に出す人だったが、その日は明確に不機嫌全開モードであった。
業務アップデートをおこない、私からの報告は以上です、と言い終わると

「こないだリクルーティング会社に私の悪口を言ったことを私は知っている。」
「え?悪口なんていってません」
「嘘をつくな。お前の評価をするのは私であることを忘れるな」

脅かしてる?ひょっとしてこの人私のこと、脅かしてる?
これが噂のパワーハラスメント?

これで私の気持ちは決まった。
7ヶ月、1年、と短い転職を繰り返してしまったことを気にしていたが、そんなの関係ない。

リクルーティング会社の担当はネイティブの日本人ではなかったが、日本語が堪能な人ではあった。園長はイギリス人で日本語はうまいがどこまで込み入った話が通じているのかは不明で、基本英語でのやりとりを私はしていた。お互い母国語ではない言語でのコミニケーションで誤解が生じてきてしまっていたのかは謎だが、しかし、「おまえわかってんだろうな」と上司から言われるとは心外であった。

落下傘の会社 6年
GAFAM 6年
次のGAFAM 5年
SNS     7ヶ月
地方     1年  
コンサルファーム 9ヶ月(今ここ)

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