2022年の振り返り(後編)
7月以降も振り返っていきます。
2022年7月〜12月
連載2本がクライマックスの7月。
エッセイ漫画の連載は無事に終了し、「タマ」は終わり方が納得できなくて3週間くらい練り直していました。
この頃、単発の日記投稿も質の向上に努めてみていて、どうしたらみんなの心に届く内容になるんだろう?と試行錯誤していました。
▼盲導犬にほっこりした話
▼わたしが知らないねこたろうの過去
ひと休みした8月
「たぬきのタマ」も連載終了。定期的に投稿することに注力して、クオリティは甘い状態で発信してしまっていたので、今度はもう少し丁寧に描いてみたいと思いつつ次回作を練り始めていました。
▼8月の代表はこちら。
2021年に投稿してメディア掲載もされたものに追記エピソードを付けて再掲しました。今年も3誌くらいお声がけいただいて、たくさんの方に見てもらえました。
私、1万いいねを超えるようなバズを経験したことがなく、いいねやRTの数に囚われすぎる必要はないとはいいますが、やっぱり読んだ時に咄嗟にいいねを押したくなる気持ちってある程度は反映されるのかな〜と思うので、普段の投稿も反応はみてるし、自己評価する時の基準のひとつにはなってます。いまだにこの作品以上に反応がもらえる作品を出せてないことは、自分の中ではひとつのハードルになっているかな。
楽しくなってきた9月
シンプルなテーマで作品づくりをしたいと思ったのと、連載の時のようなやっつけ作画ではなくもっと丁寧に描きたいという気持ちがあったのでそのように描いてみました。
▼「退屈な毎日をちょっと楽しくしてくれる相棒の話」
単純なエピソードですが「平凡な毎日のなかに楽しみを見つけることができる人」が強調されるステージとして宇宙船の中という閉鎖空間を選んでみました。この作品はけっこう反響をいただけて、特にキャラクターと世界観を気に入ってくださるコメントが多かった気がします。「続きが読みたい」と何人かから声かけいただけて嬉しかったんですが、このエピソード用に用意した世界にどういう物語をつけていくかまだ見えておらず、描くとしてもだいぶ先になりそうです。とはいえ「丁寧に描けばわたしでも作画で魅せることができるのかもしれない」ってちょっと調子に乗りました。描くのも楽しめて、さらに手応えも感じられて、いままでちぐはぐだったピースがハマってきたような感覚を得られました。
次回作を練った10月
日記も色々とネタの試行錯誤をしてました。
▼寝つきが悪い問題が少し解消した話
いただいたコメントからの実録漫画にしてみたり。
睡眠は関心ある人、多いですよね〜。
まだまだ次回作を練っていた11月
創作の準備をしながら日記を大量に投稿してるって、結局エッセイ漫画家っていう認識になっちゃわない?って疑問に思いながら、ちくちくと次回作を描いてました。
▼謎に2000いいねを超える反応をいただいた投稿
裏編みを知らない方も多かったのかな。解説のイラストをつけたらすごい反響をいただけました。
投稿頻度を爆上げした12月
練っていた次回作が完成したのも束の間、3〜4話の連載を繰り返すのがSNSでは楽しんでもらいやすいという話を聞いてチャレンジしました。結果、平常時の倍以上のページ数を描くことに。爆速・爆描きでした。
▼まとめ投稿で伸びた4話完結エッセイ
みなさんの応援のおかげなのはもちろんなのですが、1年間漫画の描き方を色々と試行錯誤してきて、ちょっとは伝わる漫画が描けるようになったのかなあ、と嬉しかったです。
▼反響の大きかったお地蔵さん漫画
16ページでしたが今までになく短期間で仕上げた作品でした。
創作漫画で反響をもらえたのが嬉しかったです。沢山の方にキャラクターを気に入っていただけた気がします。私としても、今回の2人はまた描いてみたいです。
これは4話完結だったんですが、このくらいの長さのお話をぽんぽん出していると「まあ滑ってもまた描けばいいか」くらいの気持ちで発信できるので気持ち的にも楽です。爆速で仕上げなきゃいけないので、今後もこのスタイルをやるとしたら、どうやって続けるのかが問題だけど。
▼年内最後の作品「オットのクシャミがクソデカな件」
5話完結のエッセイです。12月は4〜5話のエッセイ漫画を2本出しましたが、このくらいのページ数でまとめてみると、いつもの1〜4ページの単話漫画って全然伝えきれてないのかもしれないなぁと思いました。丁寧に描かねばだな。
コメントで身近な人のクシャミのデカさに悩んでいる方や、ご自身で実践されている工夫なども教えていただいて面白かったです。
年末の話題にしては地味すぎるか?と思ったけど、案外気にしてる人が多いんですね〜。
▼仕込んでいた作品、「カモクの森」を投稿開始しました。
なんと1話で200人くらいフォロワーさんが増えました。正直、不定期連載でたまに更新する程度でいいか…と考えていたのですが、思った以上の期待をもって頂けたようだったので、1月はこちらのお話に注力しようと思っています。鋭意製作中です。
まとめと1月以降の予定
漫画を描く自分なりの楽しみ方を見つけられた1年だったかな、と思います。同時に人を楽しませたいという欲もでてきました。
時間をかけて丁寧に考えて描きたいけど、間隔があきすぎると忘れられちゃうし、描くスピードを上げるしかないのだろうけど、クオリティとのバランスが難しいな、と感じています。
年明けはひとまず「カモクの森」の連載に力を入れたいです。こちらの作品は作画コストがけっこう高いので、1月はテスト的に更新頻度を下げ、エッセイ漫画もお休みして、「カモクの森」連載のみ週1更新として様子をみようと思います。反響をいただけるようであれば連載を続けて、イマイチであればまた別のお話に挑戦していきたいです。
そして来年は「代表作」と思える創作作品を生み出せたらいいな。
それから、今までの日記漫画を無料の電子書籍にしようかなと思っています。こっちはまだ着手できていないのですが、上半期中にはまとめていこうと思ってます。
以上、2022年の振り返りでした。今年もたくさんお付き合いいただきありがとうございました。Twitterのフォロワーさんも2000人を超えましたし、コメントや反応をいただくたびに、読んでくれているみなさんが見えるようで嬉しく、心強く感じてます。引き続き交流させてくださいね。
こんな感じで来年も描いていきますのでどうぞよろしくお願いします!
よいお年をー!
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