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カナダで出産 いつになったら産婦人科医に会えるの⁉︎

現在、妊娠6カ月。今年5月半ばに、第2子を出産予定です。今回は、カナダ(カルガリー)での妊婦検診について。

こちらにきて、少し戸惑ったのがその病院システム。日本だと、怪我をしたら外科、鼻の調子が悪いとなったら耳鼻科、と、それぞれ専門の病院に診察に行きますが、こちらは、ファミリードクターと呼ばれるかかりつけ医が決まっていて、どんな症状でも、まずはこのかかりつけ医に診てもらいます。かかりつけ医がいない場合は、医師を探すことからスタート。私の場合、夫のかかりつけ医に自分も加えてくれるよう、お願いしました。

妊娠に関しても、産婦人科には行かず、かかりつけ医に相談。今回もまずは、その流れ。初日、妊娠検査薬で陽性だったことを伝えると、「何回テストした? 2回? それならおそらく妊娠間違いないね」といった感じ。ひとり目の娘を妊娠したときは、このクリニックで妊娠しているか検査できたのに、少し前から経費削減になったのか、そのシステムもなくなったそう。たしかに、検査薬でたいていは確認しているし、合理的といったらそうだけど……。

さらに、この日に「どこの病院で産む?」と聞かれ、目が点になる私。妊娠も確定していないのに、この段階で病院決めるの⁉︎ どうやら、こちらではかかりつけ医から希望の病院へと直接連絡して、出産予約するシステムのよう。なんの知識もないので、お願いして次の検診までに調べておくことに。

この日は、ウルトラサウンド(超音波検査)と、血液検査をしにいくよう書類をもらい、終了。そう、クリニックにはエコーも血液検査もできる設備がないので、それぞれの専門場所で検査するのです。

さて、それぞれ検査を終えるとその結果は(その場では聞けず)かかりつけ医のもとへ。体の状態を教えてもらいます。と、毎月、かかりつけ医のもとに通い(場合によっては電話問診のみ)、必要であれば検査をし……そんなこんなで、現在妊娠6カ月となりました。途中、マイナートラブルに見舞われても、細かな対応をしてもらえず、産婦人科医に直接診てもらえたら楽だろうに、と思ったこともありましたが、結果オーライ、概ね順調でほっとしています。

病院システムのほかに、ここまでで日本と大きく違うな、と思ったのは、つわり時の薬。辛かったら無理せずに薬を飲んで。と処方され、助けられました。あと、体重制限がないこと! 先日、体重計にのってその増加っぷりに目ん玉が飛びてたものの、かかりつけ医からは「体重も問題ないね〜」とのこと。日本で里帰り出産したときの体重管理にビクビクしていたのに比べたら、拍子抜けするほど。

気になる産婦人科医との対面は、未だ叶わず。一度電話で、夜にアスピリンを飲むように、と言われたのみ。え? なんのためのアスピリン? と感じつつも毎晩忘れないよう飲んでいます。いつになったら会えるの〜? と思っていたら、どうやら妊娠7カ月に入ったころに初対面となる模様。ようやく、なぜアスピリンを飲まなくちゃいけないのか理由が聞ける日が近づいてきました。

お腹の中を見るウルトラサウンド(超音波)の検査についてはあらためて。異国の地で、しかも43歳の超高齢出産。つたない英語でどうやって乗り切る⁉︎ ビクビクしつつ、体力をつけて、その日に備える毎日です。


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