第五話

2024年5月17日 08:09

副業に挫折で83歳の私の稼ぎ方とは？

◉ネットワークビジネスに挫折した私

社員旅行で利用していた旅行会社の営業部長さん。
長年の付き合いで、家のことなんかも話すようになって
夫の病気のことを話していた
そんなあるとき
「ガンに良いよ」
とサプリを勧められた私。

今振り返ると無知というのは本当にこわいと考えます。
しかしその時は藁わらにも縋すがる思いで
言われるままに概要書面にサインしている
私がいました。

おまけに
「権利収入が入るよ」
って何やらおいしい、そして怪しいことも
おっしゃるご婦人。
自由だ、権利収入だとキラキラおいしい話ばかり
並べられた私。
半信半疑の中関わってみたら、いつのまにやら
「セミナー、セミナー」
と仕事帰りも休日も大忙しの毎日になって
しまっていたのでした。
そう私は蟻地獄に足を踏み入れたような
気分だったのです。

毎回セミナー代は取られるは、
終わってからのお茶代はいるわ。

7桁の収入と取っていると
自慢げに話すリーダーさんですが、
きっちり１円単位まで割り勘ｗｗ

来てくださっている方は
私の部下でもなんでもない。
すべてお客様です。

私だったら本当に儲かっているなら
絶対に割り勘などしない。
みんな儲かっているふりをしているだけで、
本当に儲かっている人などいなかったのかもしれない。
今だからわかることがあります。

そんな中、セミナー代、お茶代、交通費etc.
私の赤字は増えていき、労力や時間を
搾取さくしゅされていくのを感じていました。

更に
「上の研修を受けなさい」
と何度も圧力がやってきました。
上の研修とは東京で2泊3日合宿のように行われる
研修でした。

当時の私には、そこにお金と時間をかける
余裕はありません。何度も断っているうちに、
そのリーダーからは無視されるようになりました。

そんなこんなが2年続いて結局のところ
一銭にもならず、いや反対に赤字を残して
終わりを迎えたのでした。

◉ネットワークビジネスの問題点

100人のリスト。
無理くり書いてはみたものの
「そんな怪しいことやめとき」
と言われるのが関の山

成功者の真似。
私にはできないし、本当のところ
真似などしたくないというのが本音。

結局リストは無くなるし、経費ばかりかかるのです。
私みたいな赤字の人たちがいて、
上の人たちが成り立っていることをいやというほど
思い知らされたのです。

「いい勉強させてもらいました」
というのはちょっと負け惜しみ(笑)

しかしあの経験があるからこそ、
副業の本当の姿を知ったのも事実です。

◉今の私

スマホにタブレット、パソコン。
インスタグラムにフェイスブック
動画編集、ネットショップ。
そして新たにこのブログ。
すべてが無関係だと思っていたことを
すべてやっている私が今ここにいるのです。

それもこれも、今の環境にいるお陰。
息子のような年頃のIT会社社長さんに出会って
本当に変わったのです。

はじめてお会いした時
その会場は立ち見の人もいらっしゃいました。
仕事帰りで若干遅れて入った私。
後ろで立っていたら、若い男の子がイスを
用意してくれて
「ここへどうぞ」
と招いてくれました。
立っている人に申し訳なく思いながらも
彼の行為に甘え座らせてもらいました。

たくさんの聴衆の間を、汗を拭き拭きTシャツの
大阪弁のおっちゃん！ビジネスを説いて回ります。
このおっちゃん（←ず～っと年上の私が…すみません）

お話しすると腰は低いしシャイなのです。
すごいギャップ！
親身になってお話を聴いてくださる。
その姿勢に魅了されました。

後にその方は業界では有名人だと知りました。
今はYouTubeやブログ、ライブ配信なども
発信しているようなIT企業の経営者だったのです。

私は勇気を出して言ったのです。
「インスタBBAになりたい。」
息子のようなその方は目をぱちくりさせて言いました。
「iPad買えますか？」
って。そう私のITビジネスは
そのたった一言から始まったのです。
今私は、インスタグラム、そしてこのブログを
書いています。

インスタグラムの知識もブログの知識も
全くありませんでした。
でも私はインターネットのスキルが
80歳を超えてからも少しずつですが
アップしていき今では私のブログを
手伝ってくれるクリエイティブな仲間もできました。

パソコンは息子が買ってくれました。
いや買わせたのかもしれません。
iPadにパソコン。思い立ったら素早いんですよ、私。

チャレンジはしたものの中々思うように操作さえ
できないことがあったのも事実です。
しかしすぐに若い仲間が力を貸してくれました。

そして私のささやかな夢。
どん底の時に偶然耳にした
「ファド」
を本場ポルトガルで聴くこと。
「叶えたいなあ」
と思わせてもらえました。
それどころか
「ご褒美で招待しますよ」
とある条件まで提示してくれました。

83歳になってまさか私がインスタグラムやブログを
プロデュースしてもらい、皆さんに発信する日が
来るとは夢にも思っていませんでした。

年配の方はインターネットビジネスを
躊躇する方が多いと思うのです。
しかし私は考えます。
一生現役でいられる仕事は
インターネットのビジネスしかないと思うのです。
たとえ病気になってベッドの上でも現役でいられる。
もはやネットしかありえないと思います

過去にはセミナーやアフターとたくさんの
時間や労力、お金を使ってきた事実があります。

今は全くお金を使うこともなく
一生成長し続けることができるのです。

私をプロデュースしてくれたその社長や仲間たちは
一切お金を取っていません。
そう私はすべて無料でここまで学ぶことが
できたのです。

何かにお金を払おうとしているあなた。
知らない間に蟻地獄に足を踏み込み、
知らない間に赤字にさいなまれているあなた。

失った時間もお金もかえってきません。
ふと視点を変えるだけで未来は開けるのです。

そしてコストも労力も最小限に
スキルアップすることができるのです。

おいしい話に足をすくわれるのではなく
一生勉強です。

戦争時代を生きてきた私だからわかるのです。

豊かな国日本この中で日本の
すばらしさを感じながら一生成長していき
この思いがひとりでも多くの方に届くことを
私は願っています。

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