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面白すぎるのでまとめてみました:「ABT x HET : the least favorite ballet step ”gargouillade” challenge」

バレエのステップのひとつ、「gargouillade(ガルグイヤード)」をご存知ですか?

パ・ド・シャで跳び上がり、空中で片脚ずつロン・ド・ジャンブ・アン・レールするという技で、しかも短い滞空時間の間に右脚は外向き(アンドゥオール)に、左脚は内向き(アンドゥダン)(つまりどちらも時計回り)に2回ずつ回す、という、素人にとっては「それは人間にとって可能なの…?」と思わずにはいられない一連の動作です。

意識してみると意外と多くの作品に取り入れられており、例えば英国ロイヤル・バレエ団のピーター・ライト版「くるみ割り人形」の金平糖の精のバリエーションなどで連続して(確か3連続×3回)見ることができます。

というのは前置きですが、どうやらことの始まりは、アメリカン・バレエ・シアター(ABT)で、ダンサーたちに「the leaset favorite ballet step(いちばん苦手なステップ)」を聞いて回るというInstagram用の動画企画だったようです。
そこで栄えある1位に輝いたのが、今ご紹介したガルグイヤード。

あまりに多くのダンサーの口から「ガルグイヤード!」の言葉が出たため、そんな技名など聞いたこともないかもしれない多くのフォロワー向けに、「ガルグイヤードってどんなステップ?」をABTプリンシパルのイザベル・ボイルストンらが解説・実演する続編動画が登場。

さらに、オランダ国立バレエ(HET)が「ガルグイヤード・チャレンジ」を受け入れたことによって、ニューヨーク・シティ・バレエ(NYCB)プリンシパルのタイラー・ペックや、HETのオルガ・スミルノワまで登場する一連の動画が大西洋を超えて制作された、というような流れが続く動画から見て取れます(←推測です。実際の経緯は不明なので、ご存じの方がいらしたらぜひ教えてください)。

この動画群、タイラーやオルガをはじめダンサーたちの演技も秀逸でとっても面白く。まずは自分が何度も見たくてnoteにまとめてみました。
ご興味を持たれた方、ぜひ上から順にご覧になってみてくださいね。

#バレエ #ステップ #ガルグイヤード #Instagram #動画 #ABT #HET #NYCB

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