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地域づくり 2 なぜPTCA化?

2005年4月から、なぜPTCA化を始めるようになったのか?を
お話をしたいと思います。当時、南国市では保育園の民営化が進み始めていました。その中で、稲生地区の社会福祉法人が南側の地区の保育園を民間受託することになり、市は市内の保育園の半分を民間委託にするという基本的な計画の中で、稲生保育園も、その社会福祉法人に委託するように住民向け説明会が始まりました。(民営化は市の財政負担を軽減するのが目的です)

その3回目の冬の説明会には、当時の市長もお越しになっていました。地区のそれぞれの自治公民館の代表者や保護者がいる中で、一人の80歳くらいの男性が大きな声で「俺たちは、保育は関係ない。お前たちの勝手にしろ」と発言されました。私は、とても悲しい想いをしました。同時にその春から、小学校のPTA会長になることが予定されていた私は、【俺たちに、関係はない】という発言は、やがて小学校の問題にもつながってくるという懸念をいただきました。

そこで、4月にPTA会長の引継ぎの時、当時の校長先生に、「PTCA化に取り組みたい」と言いました。当然ながら、引継ぎにいた前PTA会長と校長先生、さらに、「PTCA化に取り組みたい」と言っている本人もPTCAの理解なんてできていませんでした。そんなある意味無責任な発言からのPTCA化のスタートでした。 つづく・・・。※「俺たちに関係ない」と発言してくれた男性には、数年後感謝することになります。その方のおかげで、頭をズドーンと叩かれ、新しい取り組みの必要性を感じたからです。そこがスタート。

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