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【ワーホリ】ポーキーはクソゲー

以前書いたオーストラリアのギャンブルに関する記事。

ワーホリでオーストラリアに来ると一度は行くであろうカジノ。トランプやルーレットといったゲームが可能なオシャレで楽しい施設なのだが、やはりギャンブル。のめり込みすぎてしまうと多額のお金が飛んでいくのは恐ろしいところだ。


大きめの本格的なカジノはオーストラリアの中でも特に都市部へ行かないとなかなかないのだが、例え田舎町でもバーに隣接されてあるゲームコーナーでお金を賭けて遊ぶことができたりする。

そしてそういった施設に設置されているのが、カジノにも存在するポーキーマシンだ。

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日本でいうところのスロット。豪州にも種類こそ日本ほど豊富ではないが、オシャレな筐体が数多く並んでいる。


相も変わらずお金を賭けた遊びに弱いこの私。かれこれこの国に4年近く住んでいながらポーキーマシンについては全く触れていなかったのだが、先日友人たちとの遊びの流れでこのポーキーの施設を訪れることに。見るだけなのは癪なので、せっかくだし経験くらいはしておくかとこの光り輝く機械に50ドルを投入することにしたのであった。


遊ぶこと10分足らず。

案の定見事に全部スラれてしまった…


そしてプレイしてみての感想なのだが…


いや…


全っっっっっ然おもんないやんけ!!!



「負けたからつまらなかった」、と言ってしまえばそれまでなのだが、つまらないと感じた要因は他にもあるように思う。


まずポーキーは、臨場感に欠けている。

基本的にこのゲームはお金を投入したら後はリールが回って止まる、回って止まるを繰り返すだけ。カジノの他のギャンブルと比べると、緊張と緩和の部分の緊張が足りていないのだろうか。どうも淡々としすぎている気がする。日本のスロットは派手な演出によるワクワク感があったりするのだが、こちらのものはどこか迫力が少ない。


そして何といってもこのポーキーは、目押しできないのだ。


日本のスロットには各リールに対応したボタンが存在し、自分のタイミングでリールを止めることができるようになっている。


ところがポーキーにはそういったボタンは、ない。

ない。


押すことができるのは、リールを回し始めるボタンのみ。

後は機械が勝手にリールを止めてくれる。

つまり僕らにできるのは、祈るのみだ。

勝敗は完全に機械の気分次第というわけである。


ギャンブルとは運の要素が勝敗を左右する比率が極めて高いのは当たり前だが、だとしても少なからずこちら側に選択権があるからこそ燃えるものではないだろうか。ここまでできることが限定されてしまっては正直ゲームをプレイしているように思えず面白みを感じない。なんだか終始機械にバカにされている気分だった。


「ポーキーは勝ったらめっちゃ楽しい」というのは同居人から聞いた話だ。こんなつまらん遊びでも数百ドルでも勝ってしまったらお金の魔力によって楽しくなってくるのかもしれないが、沼から抜け出せなくなることで新たな損失を生むことを考えるとやはり金輪際触れない方が良いのだろう。50ドルは良い勉強代だった。

ということで僕の見解に過ぎないが、ポーキーはクソゲーである。今後もハウスメイトの皆がマシンに金を出されたり吸われたりして一喜一憂してる中、僕はニンテンドースイッチで手榴弾やインクを撒き散らすのであった。


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