オーストラリアにて、伝説のバンド!!U2のライブに行ってきた!
こんにちは。ワーホリスマブラ―のMichiと申します。
テレビゲームを含む多くの分野に興味があり、かなり趣味が多い僕ですが、バンドのライブ鑑賞も僕の趣味の一つです。
実は昨年、ブリスベンのSuncorp Stadiumにて、アイルランドが生んだ世界的に有名なバンド、U2のライブに行ってきました!!!
今回はそのライブについてレポートさせていただきたいと思います。
ロックバンド、U2とは?
U2は、1980年アイルランドにてシングル「アナザー・デイ」にてデビュー。バンド名の由来については諸説ありますが、「特に意味はない」とのこと。
このU2というバンドは、俗に「奇跡のバンド」とも言われています。
その所以なのですが、なんとこのバンド、デビュー以来一度も解散をしていないのはもちろん、メンバーの変更や脱退も一切行われていないのです!
多くのロックバンドは、メンバー個々人の個性の強さや音楽性の違いから数々のメンバー編成を経ている場合が多いのですが、約40年通してオリジナルメンバーのみで活動し続けているU2のこの実績は、まさに奇跡といっていいでしょう。
更にこのバンド、実績も凄まじい!
これまでのグラミー賞(最も素晴らしいとされる音楽賞)獲得数は22作品!2005年には「ロックの殿堂」入り、そしてコンサートの歴代動員数ランキングでは1位から3位をU2が独占するなど、ロックバンドの歴史でも最も成功したバンドの一つとされています。
そんなバンドを自分の目で目撃できたというのは非常にありがたいことですね。
いざ、Suncorp Stadiumへ!!
ライブ会場として使用されたのは、Suncorp Stadium。シティから数キロ離れた、Miltonというサバーブに位置しています。
Stadiumの名の通り、普段はラグビーの競技場として使われていますね。
スタジアムに入ると、既にアリーナにはたくさんの人が。
僕のチケットもスタンディングだったため、アリーナまで移動!早めに行ったので結構いい場所が取れました。
オープニングアクトのNoel Gallagher's High Flying Birds登場!!
ワールドクラスのバンドのライブ前には、場を盛り上げるために、別のバンドの演奏がオープニングアクトとして1時間ほど行われます。
僕はどのバンドが演奏するか当日まで知らなかったので、その場でスマートフォンで確認。
すると・・・
え????ノエル!!!!???????
僕が大好きなイギリスのロックバンド、Oasisのキーパーソンでもあったノエルギャラガー。彼がOasis解散後に結成したバンド、Noel Gallagher's High Flying Birdsがオープニングアクトだったのです!!
よくステージのセットを見てみると、、、
ノエルが愛してやまないイギリスのサッカーチーム、マンチェスターシティのエンブレムが!!
ノエルだ!!!ノエルだ!!!!
まさか高校生時代から愛してやまないOasisのノエルにこんな出会い方をするとは思いませんでした。
ノエル・ギャラガーとU2。ロックファンにはよだれモノですよ!!
もうよだれがナイアガラの滝です!!
あっと言う間に時間となり、颯爽と登場したノエルとメンバーたち。
舞台右隣にはビッグスクリーンでの映像も用意されており、ノエルの姿がより鮮明に見えました。
曲の合間にはさむ、毒が入ったトークも絶妙!ノエル節全開!!
「ブリスベンは何するとこなんだ?サーフィン?あんなのクソつまんねぇよ。」
と愚痴をこぼした後、オアシスの名曲、『Wonderwall』を演奏。シビれましたね。
その後は日本でも映画の主題歌として起用された『Don't look back in anger』、最後はビートルズのカバー、『All need is love』を演奏して終了。
オープニングアクトでもう既にお腹いっぱいだったのですが、この後U2も登場するという・・・改めて豪華すぎるライブだと思いました。
満を持して、U2登場!!
ノエルが退場してから30分後、とうとうレジェンド、U2も登場!!
したのですが・・・
彼らが演奏を始めたのはスタジアムの中央に位置するステージ。僕はアリーナ前の方に陣取っていましたので・・・
うーん、見えづらい・・・
ライブ始まって数曲はこちらのステージで演奏したため、メンバーの姿はよく見ることができなかったのですが、迫力ある演奏自体は、しっかり体で感じることができました。オープニングの『Sunday Bloody Sunday』から、『New Years Day』など、計4曲を演奏。
そしてようやく・・・
メインのステージ上にやってきました!ステージ前にいた人たちも歓喜!!
U2のライブの醍醐味は、ロックバンドらしい迫力の生演奏ももちろんですが、映像と共にバックグラウンドに映し出される美しい映像も見どころの一つとなっております。
こちらは名曲、『I still haven't found what i'm looking for』を演奏しているところ。灰色を基調とした映像が非常にキレイです。
代わる代わる映像が変化していく中、U2の四人は名曲づくしの合計16曲を演奏。メンバーはステージ下手へと去っていきました。
そしてこの後は、ライブ恒例の恒例、
お待ちかねのアンコールです!!!
アンコール1曲目は『Elevation』!
出だしの部分のハミングを観客が一体となって歌っていました。いやぁ心地よい。
その後しばらくつなぎの間奏が入り始まったのは、、、
uno dos tres catorce!!!
日本でも馴染みのある曲であろう『Vertigo』!!U2の中ではかなりアップテンポな作品です。タイトル通り、「めまい」がしそうな映像と共に繰り出されました。
最後の曲として演奏されたのは、屈指の名曲である、『One』。
映像、照明といったものを一切使わず演奏されました。ただ、演奏を聴いてほしいといわんばかりの演出に感無量。
多くの観客がペンライト代わりに携帯電話を掲げていたのが印象的でした。
演奏ももちろんですが、同様に心に響いたのは、バンドのボーカルであるボノのスピーチ。このボノというお方、なんとノーベル平和賞の候補に選ばれるほどの慈善活動家。この日も、貧困に関することを聴衆に優しく訴えかけていました。
「この世界には、何不自由なく暮らせない人たちもいる、そのことを忘れないでください。」
激しさを備えつつも、終わった後に何だか少し優しい気分になるような、そんな素晴らしいライブでした。
おわりに
以上がライブレポートとなります。
オーストラリアは世界的にも著名なミュージシャンが多いことに加え、英語圏の国でもあることから世界各国のビッグバンドのライブに行ける機会も多いです。
オーストラリアでライブに行きたい!という方は、FacebookのLive Nation Australia & New Zealandのページなどで情報を確認してみるといいかもしれませんね。
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