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789/1096 まずは視野で大気圏を越える

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で789日。

(この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下から「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。)

789日目。読者さんが謎い。謎すぎる。よほど活字に強い人達なのだろうか。前頭葉を使うのがめっちゃ得意なのだろうか。わたしは好きに書いているだけだけれども、こんなに活字ばかりの、写真も動画も貼られない、主に意識についてのさまざまな観点についてばかり書かれているブログを毎日のように楽しんだり、思索できる人がすごいと思えてくる。自分で書いているのに、読者さんがとてもミステリアスで魅力的だと思える。ああ、お会いしてみたいな。

今日は昨夜23:30ころまで書いていたブログの続きを朝6時過ぎに起きて超特急で書き、それをアップしてそのまま滑り込みで10時のオンラインでの仕事に間に合わせた。そしてその企画の進行にそのまま8時間没頭して、夕方の6時過ぎに一旦打ち切った。

しかしそれで終わらず、そのデータファイルをアップロードしながら夕食を食べ、食べ終わってすぐに現在進行中のオンラインクラスのレジュメに取り掛かって仕上げて送り、さらにそのまま休みなくこれを書いている。そして、自分はたった今目が覚めたかのようにピッチピチに元気だ。恐ろしい。アドレナリンが出すぎているのだろうか…火事でもないのに火事場の馬鹿力が出てしまっているのだろうか。ただ楽しい。楽しくて、一日が長いのか短いのかもわからない。

毎日投稿は、日によってはものすごく負担で、自分を不自由にし、体力や気力や時間を奪う足かせにしか思えない時がある。その足かせには重りがついていて、自分の予定をキュウキュウにしてしまう。けれども、この足かせがそのまま自分を鍛えているのがわかる。ちょうど、孫悟空が自分の身体に重りをつけたまま修行し、いざ外したときにはものすごい力を発揮することができたのと同じようなものだと思う。オラ、強くなりてえんだ。

結局のところ、毎日投稿を書く理由はそれなのだと思う。
努力や修行は必須なものではない。けれども、鍛錬や修練の積み重ねの結果を見てみたい人間にとってはそうではない。筋肉だってアウトプット力だって書く勇気だって、反復によってしか芽を出さない領域がある。
オラ、強くなりてえんだ。

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地域により程度に違いがあるとはいえ、イタリアはまたロックダウンが始まっている。わたしの住むヴェネツィアはヴェネト州に位置しており、イエローゾーンに指定されている。このため、スーパーへの買い物すら家族で一緒に行くことができない。

わたしは普段、コロナについて考えることはほとんどない。上にも書いたけれども、単に毎日毎日目の前のことに一生懸命で考えている暇がないのだ。わたしにできることなんて大したことはないのだけれども、でもやろうと思えばものすごくたくさんの事ができる。なにかを書いたり、企画を準備したり、家族と話したり、レシピを考案したりしていると一日があっという間だ。

わたしには他にも、いろいろなことができる。
例えば、煮たかぼちゃを潰すことができる。
コップを運ぶことができる。
誰かの気持ちになろうとすることができる。
お茶を飲むことができる。
階段を一段とばしで上がることができる。
猫を超絶優しく撫でる能力もある。
有機構造の肉体で、地球の環境に適応することができる

だめだ、できることがありすぎて、とてもじゃないが書ききれない!!そう、わたしたちには数え切れないほどの能力が身についている。あるいはもともとに備わっているのだ。すごい。すごいぜわたし。そしてみんなもすげえぜ!!!

人間であるだけで、もう実は超絶ヤバいのだと思う。宇宙はほとんどが暗い真空の空間だけれども、地球上はそうではない。表面上で、あまりにもたくさんの面白いことが起こりまくっている超ミラクルスポットである。われわれ人間は、そこに存在している希少種だ。

だから、人間同士が比べ合って、自分はすごいだとかダメだとか思うのはもう古いのだと思う。視野くらいは大気圏を出てもいいと思う。社内の誰々さんとか、向かいの旦那さんとか、もういいじゃないか。その人に勝っても、すぐ隣の町にもっとすごい人がいる。そしてその人よりもすごい人がもう、どこにでもいるものだ。

身近な誰かに勝って優越感に浸っている人は、シンガポールにいる誰かに、オーストリアにいる誰かに、台湾にいる誰かに、北海道の誰かに、あっさりと負かされちゃうのだ。人間社会の優劣に着目する狭苦しいスケールに囚われていると、その狭苦しいスケール内で人生が展開する。だから、それが嫌な人はまずは人間同士を比べるのをやめてしまえばいい。やめるには単純に、視野のスケールをバンと広げればいい。心が優しく広くなくとも、人格者でなくともいいのだ。まず先に視野を広げておおらかさをロジカルに攻略すればいい。どうやるのかって、自分よりすごい人を見つけたら、心のなかで他の地球外生命体に自慢すればいいのだ。「見たか?俺たち地球人、すげえだろ。」ってね。

もういい加減、地球人同士で比べ合ってばかりいるのではなくて、もっともっと広いところから自分たちを眺めていこう!!それはわたしたちの心にとっても良いものを生み出すのだ。(お得なんだから!信じて!

それがなにかと言うと、ひとつは地球人への連帯感。同種の生物への誇り。それから、小さなことに囚われない感覚。なんかちょっと、人格者チックで嬉しい。そんなものを持ってどうするの、と思うかも知れないけれども、思い出してほしいのは、この宇宙が「わたしたちの思いがそのままわたしたちの現実に反映される世界」だということ。連帯感や誇りや心の広がりによって、あなたに返ってくるものはなかなかに素晴らしいものなのだ。

地球人にしか思いが及ばないスケールから、ただちょっと視野を広げて地球外を思うようにするだけ。これはタダだし(笑)、誰にでも試してみることができるものだ。

単なる視野の拡大に思えるかも知れないけれども、これにはちょうど心が”ストレッチ”される効果がある。「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」(ツバメやスズメのような小さな鳥には、オオトリやコウノトリのような大きな鳥の志すところは理解できない。小人物には大人物の考えや志がわからない、というたとえ。)という有名なことわざがあるが、ちょうどそれと似たようなこと。視野のスケールが大きくなると、狭いスケールで見ていた頃には見えなかったものが見えるようになる。あなたが新しいあなたに出会う方法だとも言える。

このストレッチによって心の柔軟性が増すことでもたらされるものは、ときにわたしたちの人生を逆転させてしまうだけの力がある。ああ、なぜこの記事は無料なのだろう。(笑)あなたは運がいいのだ。

地球人のみを見たスケールだけで考えない。そこに併用(重要。あまり日常から離れると、グラウンディングが薄くなります)する形で、地球外生命体や、人間外の存在を加えたスケールで考えてみよう。もちろんそれは、自分なりのものでいい。地球外生命体との直接のやりとりがある人は聴いてみるのも一興だけれど(笑)、重要なのは実際に彼らがどう答えるかではない。わたしたち自身がそのスケールを自分の中に持つこと。

会社にムカつく野郎がいる。近所の誰かの性格が悪い。わたしたちが生きていると、いろいろなことがある。それを、まず意識的に地球人スケールで考えてみよう。たとえばその会社のムカつく野郎について。いやとにかくムカつく。なんだあいつ。おれを見るとき絶対横目で見やがって。俺には挨拶もしねえし。陰で俺のこと笑って嫌がってマジムカつく。自分のことユアン・マクレガーに似てるとか言ってんけど似てねえわ。お前のアゴ割れてねえじゃねえかよ!!と、思う。

けれどもここであなたの中で、地球外生命体の価値観を含むスケールで、自分自身の、彼に対してムカついていることを評価してみるといい。そう、ちょっと心を自由に使って、会話を想像してみるだけでもいいのだ。

自分「あいつマジうぜえ。調子に乗ってんだよ。人のこと見下しやがって」

地球外生命体「コンニチハ…ドウシタノデスカ。ワタシハ小サナ星カラ、地球ノミナサンノ幸福ヲ助ケニ来テイマス」

自分「みなさんの幸福?あんな野郎幸福になんかしなくていいよ。人を不幸にしてんだからよ。あいつも不幸で当然だろ」

地球外「アナタハ、素晴ラシイ。彼モ、素晴ラシイ。地球ノミナサンは、ワレワレノ誇リデス」

自分「別に素晴らしくなんかねえよ」

地球外「アナタハ、沢山ノ先祖ト、地球外ノ沢山ノ生命体ト、神ト、身体ヲ持タナイ意識体タチ二、見守ラレタ命デス。アナタハ、素晴ラシイ。美シイ地球人二成レルノハ、ホンノ一部ノ魂ダケデス。アナタハ、素晴ラシイノデス」

自分「でもあいつはムカつくんだよ」

地球外「アナタハソレデモ、素晴ラシイデスネ。アナタ二、オ花ヲアゲマス」

自分「は?花なんかいらねえよ」

地球外「地球人ハ皆、オ花ガ好キデス。オ花ハ、地球ニシカ有リマセン。地球デノ時間ヲ終エタラ、オ花二会エナクナリマス。昔カラ地球人タチガ、誰カガ死ンダトキニ、オ花ヲ供エルノハソノタメデス」

自分「はあ?花なんかそこら中にあるから要らねえよ」

地球外「ドウゾ。コレハ、タンポポデスネ。トテモ素晴ラシイアナタニ、タンポポヲアゲマス」

自分「要らないって言ってんだろ。花なんか似合わないんだよ」

地球外「デハ、コノタンポポヲ、オ花ノ好キナ誰カ二アゲテクダサイ。素晴ラシイアナタ二一番似合ウノハ、誰カ二怒ルコトヨリモ、誰カヲ愛シ助ケル勇敢ナ姿デス」

自分「・・・・・・・・」

地球外「地球人ニハ、ソレガデキマス。アナタノソノ勇姿ヲ、見守ル存在ガ沢山イマス。皆アナタヲ愛シテイマス。イツモ、助ケテイマス」

自分「・・・・・・」

地球外「アナタノ嫌イナ人ハ、アナタノ素晴ラシサヲ、奪イマセン。アナタハイツモ素晴ラシイノデス。ソレデハマタ、遠クカラ見守ッテイマス」

たとえばこんなふうに、頭の中で想像を展開するだけでもいいのだ。もしあなたが地球外生命体の視点を想像してみるとしたら、普段の感覚や価値判断、自分の感情などを、まったく違った角度から見ることができる。人間同士の比較や価値判断がどうでも良くなったり。小さなことにこだわる自分が、なんだか情けなくなったり可愛く思えたり。こうしたことの反復はわたしたちの心のスケールを自然に広げてくれる。もう、意外ないいこといっぱいなんだから!w一般的な感覚ではなかなかやらないことだからこそ、ときどきハートを広げて思いを馳せてみてね。(紙に、あるいはパソコンやスマホでメモ帳に、その想像を書き出してみるのが抜群に効きますよ!)

あなたの問題を、時空を超えた先祖たちの目で眺めたら。
あなたのこだわりを、あなたを地上に送り出した神たちが眺めたら。
あなたの悩みを、地球外生命体に相談したら。
今の迷いを、時空を超えて死の床についている自分に相談したら。

想像力は、使って使って使い倒しても百利あって一害なし。
わたしたち人間に備わったこの機能は、抑えるものではなく、使うものです。視野を広げると、感覚が広がる。感覚を広げると、心も広がっていく。心が広がると、現実も豊かになるのです。だからまず、視野を思いっきりぶっち広げてみよう!!

というわけで今日は、視野を広げるといいこといっぱいですね。どうせ広げるのなら、気持ちよく時空も大気圏も超えていきましょう!!という心の遊びのお誘いでございました。是非乗ってみてくださいな♪

それではまた、明日ね!!


毎日無料で書いておりますが、お布施を送っていただくと本当に喜びます。愛と感謝の念を送りつけます。(笑)