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「ByeBye-売国」竹中平蔵デモ 打倒・新自由主義、打倒・竹中平蔵

私たち #みちばた は数年かけ、竹中平蔵に対して抗議街宣、パソナ前や東洋大学前などで何度も何度も、しつこく抗議の声を挙げてきました。

気付けば新自由主義を倒すことが自分の最大の政治的テーマとなりました。
この日本の格差社会を作り上げた張本人の竹中平蔵。

自分はこれからどんな立場になろうとも、竹中平蔵、そして竹中平蔵的価値観、新自由主義を打倒するために今後も生きていきます。

#みちばた VS竹中平蔵

郵政民営化とは、小泉純一郎や竹中平蔵が国際金融資本家、国際拝金勢力の手先となり日本の国富であった“郵政マネー”を海外に持ち出し、郵政の国民資産を国際拝金勢力の思うがまま利益を海外移転させる事が目的であった、とインタビューで答える元日本郵便副会長の稲村公望氏。

約20年前、当時まだ20代前半だった自分はラジオを通じて、ラジオDJが「郵政民営化されたら日本国民の格差はより広がり、格差社会になる」と言っていたのをハンドルを握りながらぼんやりと聞いていたのが印象に残っています。

そのDJが言っていた言葉の通りに日本は格差が広がり、今では労働者の四割が非正規雇用、若者はほとんど車も乗れない、結婚もしたくてもできない、そんな世の中になってしまいました。

その根本はなんだったのか?

一部の「自分達だけが儲かればいい」といった強欲資本主義とも言える企業経営者が利益を独り占めし、国会議員も国際拝金勢力に首根っこを捕まれる、そんな状態であるから、日本はここまで落ちていったのではないでしょうか。

2021年に参加した一水会フォーラムで、佐々木実氏から聞いた言葉で印象深かった言葉があります。

「オリックスの宮内が『今までの会社経営、従業員はみな家族なんだ、そんな考え方をしているから日本はダメになったんだ。企業とは、株主の為にあるんだ』と言っていた」

今から考えるとラジオをぼんやり聞いていた20年前、日本は転機を迎えていたんだな、と。
その思想を日本に定着、根付かせた張本人が竹中平蔵。

「クビを切れない社員は雇えない」「月七万円のベーシックインカムで全ての社会保障は無くす」

このような男がいるから、日本はここまで落ちぶれて、いま、コロナ禍で日本の多くの庶民は崖っぷちの状態です。

2019年10月の日刊ゲンダイの稲村さんのインタビュー記事から。

一番右の方は元日本郵便副会長、元総務省大臣官房審議官、日本郵政公社発足と同時に常務理事就任。2001年に発足した小泉純一郎内閣が推進した #郵政民営化 に対して断固反対を主張した、稲村公望氏。真ん中の方は前「月刊日本」編集長、現在「維新と興亜」編集長にて、言論と行動で竹中平蔵を真っ正面から批判する、坪内隆彦氏。

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メディアでは、過大なノルマや、国の信用を背景にした悪質手口といった現象面だけが報じられています。根っこにあるのは、郵政民営化という「構造改悪」が招いた結果だと思っています。

――2005年に小泉政権が郵政民営化法を成立させ、07年に「日本郵政グループ」が発足しました

「官から民へ」との大合唱の下、郵便、簡易保険、郵便貯金が民営化されました。簡保と郵貯が保有する世界最大規模の国民資産を有効に使うという大義が掲げられていましたが、実際には、上場を通じて外資に郵政株を買わせることで資産を外国に投機的に持ち出し、利益を海外移転させることがもくろみだった。国民の資産を返還してからならば、どうしようと勝手ですが、公の財産を自分のモノにする私物化だったのです。

2020年、元日本郵便副会長の稲村公望氏とパソナ前にて竹中平蔵に抗議の声をあげました

https://tanakaryusaku.jp/2020/11/00023976

☝は竹中平蔵デモを取材した田中龍作ジャーナル。


郵貯は、民営化で銀行法の下に置かれましたが、無理筋です。銀行は査定能力があり、金を貸して、身ぐるみ剥がしても取り返すが、郵便局にはそんな力はない。そもそも金貸し銀行ではないのです。暗黙の政府保証の下、1000万円を限度にささやかに貯める。一種のセーフティーネットなんです。

簡保を生命保険法の下に置いたのも間違いでした。大手生命保険会社とは成り立ちや哲学が全く違います。簡保はささやかな学資(教育費)や入院費、葬式の費用を賄うための保険です。入るのに診察は要らない。保険金は、葬式の現場に現金で持って行くのが原則。遺族から「お父さんこんなに貯めてたの」と感激され、現金を持参した郵便局員も感謝されました。


2020.11.8パソナ前デモ。稲村公望氏と

大地震の時には、借用証書は取るものの、面通しだけで、通帳やハンコがなくても現金を渡した。民営化後の東日本大震災では、緊急時の対処法すらまともに伝達されていませんでした。

 社会政策としての郵貯や簡保であれば、シャカリキに運用益を追求することも、郵便局員がノルマに追われて奔走することもなかったのです。能力もないのに無理やり普通の民間金融機関や生保と同じにしたため、大きなひずみが生まれた。その結果が、今回の大規模な不正ではないか。金融庁など当局の指導を受けた小手先の改善で改まるレベルの話ではない。 

パソナ前にて、竹中平蔵を批判するプラカード

2013年に、東芝元社長の西室泰三氏(故人)が日本郵政社長に抜擢された人事。西室氏は東芝でウェスティングハウス・エレクトリック・カンパニーの買収により巨額損失を出し、東芝を経営危機に陥らせた張本人です。日本郵政の社長に就任すると、将来展望のない株式上場を強行しました。15年には豪州の物流会社トール社を大盤振る舞いして買収したのに、2年も経たないうちに、4000億円を超える巨額の損失を計上することになった。

世界で民営化に成功した郵政事業はありません。ドイツではいったん民営化されましたが、政府が外国勢力と通じた総裁を外為法で逮捕し、失脚させました。その後、郵便局の激減に歯止めをかけるため、政府の法的介入が続いています。

パソナ前にて。デモには多くの参加者。公安も見張りに

 ニュージーランドでは、郵政民営化により貯金部門が外資に売られ利便性が損なわれた。そこで、キウイバンクという官業の貯蓄機関が創設されています。民営化信仰が強いオランダは大混乱が続いている。米国は国営で、民営化の声すら上がっていません。

2020.11.8竹中平蔵パソナ前デモ

2021.5.22.新宿西口地下で行った「ByeBye-売国」竹中平蔵街宣

2021.2.20新宿西口で行った竹中平蔵を引きずりおろせ!デモ

2021.2.20竹中平蔵を引きずりおろせ!デモ

2021.2.20竹中平蔵を引きずりおろせ!デモ

ナオライオン&甲斐まさやす #みちばた ケケ中教授の人材派遣音頭

ナオライオンの名曲!ByeBye売国・竹中平蔵

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