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Yoga Note

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#ヨガ哲学

【ヨガ指導者のためのヨガの歴史と哲学講座:2】 -「ヨーガ」の行法や思想の成立時期 -

第一回目の講座で、「ヨーガ」の起源に関しては未だに不明であるが、「ヨーガ」の道に関してはバラモン社会の中で開発されたものとみなければならないということがポイントにありました。そこで今回の講座では、インド社会でのバラモンの立ち位置を知り、いつ頃、どういった事情の下、この「ヨーガ」という名称を持った行法や思想が成立していったのかを考察していきます。 ◾️インド社会におけるバラモンの立ち位置【バラモンとは?】 【バラモンの名前の由来】 【バラモンの歴史的起源】 つまり、バラ

【ヨガ指導者のためのヨガの歴史と哲学講座:1】 -「ヨーガ」の起源 -

●イントロダクションヨガの歴史や哲学についてもっと学びたいけど、独学で本を読んでいても、いまいちわからないので教えてほしいというお声が、ヨガのティーチャートレーニングを終えこれから指導したいとおっしゃる生徒さんから届きましたので、無料で読んで学べる講座をnoteへ載せていきます。 ヨガのティーチャートレーニングでは、ヨガの教典はたくさんあるにも関わらず、『ヨーガ・スートラ』を使用されることが日本だけでなく世界中で多いとお聞きします。僕自身、2009年にヨガのティーチャート

『 Dasha Rush - Stone Techno 2023 - 』とヨガ

「 Dasha Rush 」 ふと、なぜか急に彼女の名前が浮かんだので、昨日YouTubeで「Dasha Rush」と検索して、この動画を見たら、一気に引き込まれました。 フロアの一人一人異なるエネルギーを繋げて、分裂を一つに戻していくDasha RushのDJもとてつもなく格好よく、音そのものになって踊っている人たちや笑顔の多さ、オープンさやエネルギー、その繋がりと連鎖が生み出す集合体のエネルギーは増大し広がり続け、その美しくあたたかいダンスフロアのヴァイブスやエネルギ

エゴについてジョシィ・ヴァリチェリーが教えてくれたシンプルなこと

ヨガのクラスを普段行っていると、「エゴとは何なのか?」ということについてご質問を受けることが多く、実際に僕もそれについて悩んだことがありました。それをシンプルな体験で教えてくれた先生との個人的なエピソードがあるので、それを共有したいと思います。 -- 2009年にヨガジャヤでティーチャートレーニングを終えた僕は、翌年からヨガジャヤで講師として教え始めることになった。 その時の僕は、 「こんな僕がヨガを教えていいんだろうか?」 と思っていた。 そんな時に、インドのケラ

“OLAibi - 聴こえない馬 - 展“

先日Dommuneで行われたKOM_Iさんとのセッションでは、古代から私たちのDNAに刻まれているリズムの記憶と、人間が生み出してきたテクノロジーを融合させたような、もの凄いパフォーマンスをされていたOLAibiさん。 OLAibiさんのパフォーマンスを見るのはその時が初めてだったのですが、ドラム、声、電子楽器、それら全てを打楽器のように操り融合して表現されるような音に、身体、心、魂が震えるような感覚がありました。 そのOLAibiさんの初個展「聴こえない馬 」展が六本木

Nu Year Aum / Kokenshow(DJ KENSEI + KND + Shoichi Murakami)

今最も観てみたいライブのひとつ、DJ KENSEIさん、KNDさん、Shoichi Murakamiさんによるユニット、【Kokenshow】。 今年の年明けにYouTubeにアップされた『Nu Year Aum』は、ヨガクラスで多くの方にもおなじみのマントラをKokenshowがアレンジ。 直接製作者の方々に聞いたわけではないのでわからないけれど、#528Hzとタグづけされていたので、恐らく癒しの周波数と言われる528Hzで多分作られてるのかな?528Hzは、過度なスト