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美術館内での人間観察

突然だが、私は美術館が大好き。

都内でお気に入りの美術館「三菱一号館美術館」の年パスを持っている。

三菱一号館美術館の魅力を少し語らせてもらおう。

他の都内の美術館に比べたら来館者はそこまで多くない。 建物外観及び内部はとても美しく、今の時期は美術館の入り口には薔薇が咲き、ロマンチックな雰囲気でデートにはもってこい。(丸の内デートをしてみたいものだ。)

そして日比谷駅近くでアクセスが良い。
美術館で過ごす前後の時間は近くのカフェや日比谷公園や皇居外苑でのんびり過ごすことができる。
今年も年パスを更新しようと思う。

さて本題に入ろう。
美術館では、絵画を楽しむのは勿論のことだが、そこに訪れる人を観察するのも楽しいものだ。

美術館に訪れる人は大きく分けると5種類のグループに分けることができると思う。
※あくまで全くもって批判的ではない。
上から目線の嫌な美術館マウントをとろうとしているアラサー女になりたいわけではない。

・デートの行き場所に困って迷い込んだカップル。(両者共に絵画への興味は薄い)
・片方だけが展覧会に興味があって訪れたカップル。
・ほのぼの系老夫婦
・美術オタクか美術専門とした人
・おひとりさま(年齢はまちまち)←私

①デートの行き場所に困って迷い込んだカップル。

 大体20代前半に多く見られる。比較的大きめな話題性のある展覧会で大きな美術館でみかける。
私が実際に見かけたカップルなのだが、、
動物の絵画の前を、手を繋いで秒速2m位で通り過ぎたカップルは、、
女子「あ、ライオンだ」
男子「あ、本当だね」
【以上】
その後もカップルは展示室内を颯爽と駆け抜けていった。

ある程度のお金を払ってチケットを買っただろうに勿体無い、、と思ってしまった。
 
しかし、私は母とベルサイユ宮殿を時間が無くて走り抜けて行ったので同じようなものだ。

②片方だけが展覧会に興味があって訪れたカップル

これはよくあるパターンだと思う。
友達同士の場合は、相手が興味無い場合は誘わないことや、「NO」と断ることが多いと思う。

しかし、カップルの場合は2人で過ごせるならば興味の無い場所も素敵なデートの時間に変わるのではないだろうか。
私も美術館デートとかしてみたいものだ。

③ほのぼの系老夫婦
こちらも見てて微笑ましい気持ちになるような素敵なご夫婦が多い。
大体旦那さんの方が先に行こうとしている。
もしくは椅子に旦那さんの方がよく座っている。

美術館でも展示数が多い場合は私も座ったりすることが多いので気持ちが分かる。

④美術オタクか美術専門とした人
これは、鉄道オタクと同じような動きをしている。※写真を撮ることはほぼ不可だが。

専門家なのかオタクなのか見分けはつかないのだが、ルーペ等で美術品の筆のタッチや額縁をチェックしている。

⑤おひとりさま

私もここに含まれる。
多分来館者の40%くらいを占めるのではなかろうか。

自分の興味のある絵だけをじっくり楽しむことが出来る。
恐らくこのタイプの人はスーパー銭湯も、1人で楽しむタイプでは無かろうかという勝手な推測。

最後に、展覧会で超効率よく絵を見るためには入り口付近の絵から順番に見る必要はない。

空いている絵から見るのがおすすめ。
そして、数分もすれば先程混んでいた絵の前には人がいない。

以上のことに対して「当たり前だよ」と読者過半数に思われたなら、、やはり私は美術館マウント女かもしれない。笑

みなさんは、どのように美術館を楽しまれているだろうか?

その画家やテーマに合わせた服のコーディネートで展覧会を訪れるというのを今度やってみたい思う。

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