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雨上がりの朝のご褒美

今日は朝、早めの仕事でした。お天気は雨のち曇りの予報。出かけるときにはすでに雨は上がってはいたものの、西の空は雲が多く灰色の空。それでも、出かける間際、カメラを持って出ようか、ふと頭の中をそんな思いが横切る。

でも、お天気は曇りだし、仕事を終わってから撮ることもないだろうとカメラを持たずに出た。

家から50mもいかないうちに、カメラを持って出なかったことを激しく後悔。昨夜から降っていた激しい雨が上がり、雲の切れ間から太陽が顔を出している。

ふと海の方を見渡せば、東から山の斜面に沿って滝雲のように雲が流れ、雲海のようになっている。

阿蘇の雲海が見たくて、昨年秋、早起きして出かけたけれど、こんな自分が住んでいるところのすぐ近くで、この景色が見られるなんて、今日は朝からなんてラッキーなんだろう。

そして、カメラマンとしてなんてダメな自分、とも(;^_^A 

もちろんプロではないけれど、アマチュアだからこそ、いつシャッターチャンスがあるかなんてわからないし、逃したシャッターチャンスは二度と訪れないかもしれない。いつも同じようで、いつも同じではない、そんな自然がすぐそこにあって、ときには、滅多に見ることが出来ない眺めに遭遇することもある。それを写真に撮るからこそ、そこに居なかった誰かにも、自分が得た感動を伝えられるかもしれない。

であればこそ、そんなシャッターチャンスを逃してはいけないのだ。これはプロだからではなく、アマチュアだからこそ、趣味として楽しんでいるからこそ、言えることでもあるかもしれないと、ふと、そんなことを思った仕事前の朝。

そして、今日、こーんな九十九島が見えたんだよと、私にとって一番大切な人にやっぱりどうしても伝えたくて、その映像を見て欲しくて、仕事前、展望台に立ち寄って、スマホで撮ったのが今日の写真。スマホでも、あってよかったと、大切な人に見てもらえて良かったと、心から感じた夜。

でも、今度はやはりカメラを、迷ったときには絶対に持っていくようにしよう。今までにも何度もそんなことはあったんだけれどね。なかなか見られな眺めに遭遇すると、特にそのことが強く思い返される。

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