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2020年オーストラリアの魅力に気付いたわたしが今できること

オーストラリアの地に初めて降り立ったのは高校生のとき。もう17年ほど前の話になる。

当時、シドニーでのホームステイプログラムに参加。素敵なホストファミリーにも恵まれ、体重+6kgというお土産と共に楽しい日々を過ごして帰国した。

その後、ホストファミリーには会いたかったけれど、オーストラリアという国そのものにはあまり関心がなかった…しかし、そんな私がいまTABIPPO×オーストラリア政府観光局特別企画「オーストラリアツーリズムゼミ」に参加している。

たくさんある下書きのままのnoteを差し置いて、記念すべき初noteは、オーストラリアツーリズムゼミに対する思いのあれこれについて。


オーストラリアツーリズムゼミとは?

ある日、instagramに表示された広告。元々サークルの後輩が働いていた旅メディア「TABIPPO」の名前とオーストラリアというキーワードを目にして、なんだか面白そう...とクリックした。

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オーストラリアツーリズムゼミは、オーストラリアのニューノーマルな観光について考えるゼミ形式の連続イベント。最終日には講義を踏まえてチームで考えたオリジナルのツアーアイディアを発表する。
このnoteを書いている12月10日現在、すでに第1回、2回と豪華がゲストと濃い内容の講義が実施されてきた。

今回私がオーストラリアツーリズムゼミ参加した理由は3つ。

1. オーストラリアが好き
2. 旅についての発信にポジティブになりたかった
3. ツアープランニングに興味があった


オーストラリアとわたし

このnoteの最初に
“オーストラリアという国そのものにはあまり関心がなかった…”
と書いたけれど、それは昔の話。

わたしのオーストラリア渡航歴は、計4回。
日数にしてたったの約2ヶ月程度。

2002年8月:シドニーホームステイ(1ヶ月)
2005年8月:シドニー・ケアンズ 家族旅行(1週間)
2017年5月:メルボルン取材旅(5日間)
2020年2月:パース子連れ旅(2週間)

今年の2月から3月にかけて、初めて夏のオーストラリアはパースに訪れた。(正確には夏の終わりだが、今年のオーストラリアの夏は長かった)
この旅行をきっかけに、オーストラリアという国がわたしの中で冬の渡航先No.1だったハワイを超えた。
そう、オーストラリアが好きになったのは、つい最近の話。

1歳半になる息子と母との3人のパース旅。目的は、クウォッカに会いたい!ただそれだけ。ANAが直行便を就航するというニュースを聞きつけて、随分前から予約をしていた。

実際行ってみると、クウォッカ以外も充実した時間を過ごすことができた。毎日プレイグラウンドで遊んだり、動物園でカンガルーやコアラと触れ合ったり、ふらりとワイナリーに出向き、昼からほろ酔い気分になったり....時には図書館で現地の方に混じってイベントに参加したりもした。

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ビーチ、ボタニカルガーデンなど、とにかく色々と気の向くままに出掛けて、気付けば滞在を延長。こんなにゆったり、のんびりして、イライラしない旅が初めてだった。

オーストラリアの気候、多国籍な食事、穏やかな人。
言葉で羅列できないほど、いろいろな魅力を持つオーストラリア。
すっかりその虜になっていた。

今年、光栄なことに子連れ旅の本の出版の話が上がったとき、絶対にオーストラリアについても組み込みたいと思った。その矢先、コロナウイルスの影響で、子連れ旅どころか、世の中から海外旅行という旅が消えた。


旅に関する発信の後ろめたさ

パース旅行中、気付けば6,000枚以上の写真を撮っていた。でも、それらのほとんどがデータフォルダの中に入ったまま。

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コロナウイルスの流行前は、トラベルライターとして海外の観光、ホテル、レストランの記事を書いていた。旅に出ればinstagram(@michelle_dailypics)やblogなど、SNSで旅について発信していた。これらの当たり前だったことが今はできない。

今は、誰しもがいろいろなことを我慢している。
海外旅行に行けないのに、行きたくなるような発信は好ましくないのでは?
そもそも旅出ること=悪とも捉えられてしまう場面だってあるかもしれない...

そんなネガティブな気持ちが大きくなり、パース旅行の写真はたまに自分で見返す程度。好きで発信していたことすらできなくなり、もやもやした気持ちで過ごしながらあっという間に2020年の終わりを迎えようとしていた。

そんなときに突然表示されたオーストラリアツーリズムゼミの広告。
まだ全ての回を終えていないが、参加して良かったと思っている。

参加者は、オーストラリア愛にあふれている人ばかり。講義を終える毎に「早くオーストラリアに行きたい!」という声がSlackに溢れている。お互いオーストラリアの好きな場所やおすすめを書き込んでは、わくわくしてさらに行きたい欲が掻き立てられる。

そうそう。これこれ!「共通の好き」をもった人。さらに、「海外の旅先」という今発信しづらい内容を、お互い情報をシェアしたり活発に意見交換したりできる場は、今とても貴重だ。
旅というキーワードの発信についてポジティブになれる、そんな場をとても欲していたことを改めて感じた。


ツアー作りは興味があっても簡単ではない
だからこそ学んでみたい

元々興味があった旅行のツアープランニング。
お仕事で旅行のプランニングを複数回行ってきたものの、わたしが担当したのは対個人のプライベート旅行のみ。しかも、どれもコロナウイルス流行前の話。

ニューノーマルと言われる時代、何が求められているのかブレイクダウンした初回の講義は、発見と学びの宝庫だった。

特に「旅行意欲を高める20の兆し」は興味深いキーワードがずらり。

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第2回ではオーストラリア現地から株式会社エイチ・アイ・エスの方によるwithコロナの取り組みなど、現地のリアルが詰まった講義も。

YouTubeで視聴できるので、旅の発信をしている方には今後の世の中の傾向も掴めてくるのでぜひ見てみて欲しい。

【第1回】オーストラリアツーリズムゼミ「オーストラリア観光の今と、旅好きなら知っておきたいニューノーマルな旅とは」(YouTube)

【第2回】オーストラリアツーリズムゼミ「テーマを持ってクリエイティブなオーストラリア旅をデザインしよう」(YouTube)


オーストラリアについて学ぶ#newtravelmate2020

この冬、本当ならば真夏のオーストラリアに行こうと友人家族と話していた。まさか今頃、日本にいながらオンラインでオーストラリアについての講義を受けているとは思いもしなかった。

この冬の旅行は行けなくなってしまったが、オーストラリアは逃げない。
むしろ、せっかくの機会にオーストラリアの魅力をもっと知りたいし、いつか旅できるときに最大限楽しむための準備期間だと捉えることにした。

ニューノーマルのオーストラリア旅が今から楽しみで仕方がない。


オーストラリアをキーワードに集まった 20〜30代のゼミ生は、自己紹介に目を通すだけでもバックグラウンドが様々。
日々子育てに追われつつの参加だが、チーム内のメンバーとの交流も楽しみだ。




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