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手っ取り早く視野というものを広げる方法


「視野を広げよう」
よく言われるが、漠然とした言葉である。

捉えようによって、何をすればいいのかいまいち分からない。

おそらく「人生を豊かに生きるために、今自分が知っていること以上のものに触れてみよう」という意味だと解釈している。

なので、自分なりのそれを即座に実行できる方法をシンプルにお伝えする。

それは、「海外に行って、現地の人と交流しまくる」ということだ。

更に言うなら、海外に行くだけでは足りないと思う。
現地の人と交流"しまくる"ことが不可欠だ。

日本のパスポートは世界最強クラスというのは周知の事実だが、それを使ってただ外国を訪れて観光して帰ってくるだけなら、テーマパークに行くのと実はあまり変わらない。
安全に旅行するための手段は、今はいくらでもあるからだ。

自分は留学や海外での仕事、長期の旅を通してこれを身に沁みて感じてきた。

とにかく現地の人々の「常識」、つまり我々にとっての「非常識」を脳に叩き込むことが、視野を広げる上で必要不可欠な鍵となる。

言語、文化、食べ物、街のシステム、何もかもが普段と違う空間に放り込まれ、さらにそこに生きる人々の常識に会話を通して触れることができれば、間違いなく人生のモノサシの長さは延長される。

たった1カ国訪れただけでも、あなたはすでに2つの異なる世界を深い部分で「知っている」ことになる。その差分も見出せる。

「世界に行くと視野が広がる」と言われている真髄はここにあると自分は考える。

もちろん純粋な旅行目的ならワイワイ観光をして回るのが平和で楽しいが、人生に大きな刺激をプラスしたいと考える旅の場合は、ぜひ現地の人々と同じ目線で少しでもいいので"生活する"ことを目指してみてほしい。

世界を脳にインストールして目の前の常識をぶっ壊すと、自分だけの価値観や幸福に気付いて、たいていの悩みは割とどうでもよくなる。

空から見る地球は、とても大きく、でも意外と小さく感じるはずだ。


今日の一枚は箱根強羅にある田むら銀かつ亭。

絶品の豆腐カツとじが熱々の鉄板で楽しめて、甘辛い味付けと出汁の旨みでご飯がいくらでも食べられる。

定期的に行きたくなる自分の大好物のひとつだ。

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