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「作られた真実」とは何か

加筆 20210830 (〈保江氏が2020年1月に受けた警告〉)

保江氏の2020年5月の発言

物理学者の保江邦夫氏が「作られた真実」に気をつけよと 発言 した。2020年5月11日のことである。

ネット上に〈トランプ対ディープステート (DS)〉のストーリーが流行している。トランプが、ケネディの息子も一緒に、DS に勝利するというものだ。この図式に気をつけろという警告である。

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[JFK Gravesite (Google Map)]

この物語は、特にQ支持者の間では、当然の前提になっている。しかし、実はこれは真実ではないという。〈やつら〉(闇の側) が仕掛けた「作られた真実」であるというのだ。これが、表面に出ている現象の〈裏の裏〉だという。では、何のためにこんな話を流行らせたのか。


作為的陰謀論の目的

目的はある人びとをロジカル思考に導くため、特に、スターシード的感性の持ち主をそちらに導き、惑わすためだという。つまり、そうなれば、真実が世に出ないようになる。真実の代わりに偽りのストーリーでネットを埋める作戦なのだ。

だが、それは簡単ではない。そういう人びと (インディゴ・チャイルド、レインボー・チルドレンなど) を惹きつけるには、よほどそれらしい物語でなくてはならない。

だから、ストーリーはよく練られている。 ネット上では、この偽物語は成功を収めた。結果、現在に至るまで、この話が信じられている。

保江氏はこの警告をある人から聞いたようだが、それが誰かは分らない。


保江氏が2020年1月に受けた警告

警告の内容を本にすると、保江氏はそのとき語っていた。実際に、『偽キリストはAiと共に、バチカンに現れる!』 (青林堂) の題で出版された。2020年11月のことである。

その本を読んでも、上の話が誰の情報かは分らない。

[加筆]

保江氏が警告を受けたのは、同書によれば、2020年1月4日のことである。

その日、東京の品川プリンスホテルで、保江邦夫氏、はせくらみゆき氏、雑賀信朋氏の三者が会った。そこで、はせくら氏と雑賀氏とを介して、イエス・キリスト、エスタニスラウ神父、安倍晴明の三者会談が行われ、警告がなされたという。

その警告はAIと5Gに関するものであり、上記の作為的陰謀論の話も付随して出てきたのかどうかは分らない。が、おそらくその話も含まれるのだろう。もしそうだとすると、〈トランプ対DSでトランプ勝利〉のシナリオへの警告はこの三者からもたらされたことになる。

はたして、巷に流布する、Q寄りのこのシナリオが本当のものか、あるいは保江氏が伝えるようにそれは闇の仕掛けた罠であるのか、分らない。確かめるすべがあるとすれば、現実に生起する出来事をチェックして、どちらのいうことが本当なのかを調べるしかないだろう。


保江氏の唱える説が正しいと思える根拠

一つだけ、保江氏の唱える説のほうが実は正しいのではないかと思える点があるので、書いておこう。一点だけでは、全体としてどちらの説が正しいかを判断する根拠にはなり得ないかもしれないが。

Q寄りの考えをもつ人びとの日本に関する言説にしばしば出てくるものに、〈明治天皇替え玉説〉がある。いわく、長州藩の策動により、明治天皇には別人がなったというものである。すり替わった人物の名は大室寅之祐という。

だが、これは保江氏の 『語ることが許されない 封じられた日本史』 によると、間違いで、真相は、本物の明治天皇が即位したという。長州藩の動きを察知して、佐賀藩などがそのすり替えを防いだのだ。

同書を読むと、この真相には圧倒的な説得力がある。保江氏はその確乎たる証拠を知っているという。

ここまでくると、あとはどちらを信じるかの問題ともなりそうだが、現時点では上のように判断している。

#保江邦夫 #トランプ #スターシード #明治天皇  

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