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コロナを避ける5つの方法/ヒバリの詩

これは科学者の武田邦彦さんが5日前に始めた ヒバリクラブ から (2020年8月5日)。

1. 外出したらできるだけ物に触らない
2. 帰宅したら手の消毒(アルコールか次亜塩素酸)とうがい
3. マスクも一応する なぜなら. . .
4. 靴に付着しているウイルスに注意
5. こんなスーパーに行け

(3, 5 は動画参照) [武田氏は必ずしもマスク賛成派でない/スーパーは商品を置く前の店員の手の消毒など]

同日のデータでは、可住地面積(人が住める土地の面積)あたりの人口密度のグラフが興味深い。日本は山が多く平地が少ない。1 ㎢ あたりの人数が、日本が1,200人、フランスとドイツが400人未満、イギリスとアメリカは200人以下。ここから導かれる結論はおもしろい。「密」を避けた結果の数値の国のほうが実は——

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上のヒバリの図は著作権フリーのイメジ。

これまでは周りを変えようと頑張ってきたが、それをやめ、ヒバリクラブ会員のために明るい提言をおこなっていきたいとのこと。

同会は入会も退会も自由で、気が楽。

太陽のほうをふりかえるヒバリの絵を見ていると、気持ちが明るくなると武田さんはいう。

私はシェリーの有名なヒバリの詩 ('To a Skylark') を思い出す。

シェリーという詩人は、プロヴァンス(南仏)の詩学(12世紀)における衝突する子音の音楽をダイレクトに継承した人で、音としても非常におもしろいことにくわえて、思想的にも深く、詩のあじわいに長い余韻がある。

1連を引いてみよう。

Hail to thee, blithe Spirit!
Bird thou never wert,
That from Heaven, or near it,
Pourest thy full heart
In profuse strains of unpremeditated art.

そう、ヒバリは陽気な精神 (blithe Spirit) の持ち主で、上のように絵に書こうと、武田さんのようにクラブの名前にしようと、ともかくどうしようと、その精神がにじみでる。すばらしい鳥だ。

ヒバリは天のほうから (from Heaven, or near it) こちらへ、その全身全霊 (full heart) を、おしみなく (In profuse strains) 美声で即興的に (unpremeditated art) 注ぎこんでくれる。なんとすばらしい鳥だろう。

いや、シェリーはそう思っていない。だいいち、ヒバリを鳥でないと言っている。このことには深い思想があり、それを論じるにはたぶん数万字が必要。

#靴 #食料品店 #可住地面積 #ヒバリ #シェリー #英詩

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