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夏バテに関連した話題、冬バテ

冬バテ

夏に起きる体調不良で疲れた状態が夏バテなら、それが冬に起きたら冬バテというのか、そんな素朴な疑問(?)を持ったので調べてみました。そうしたら、なんと、冬バテという言葉がありました。これには調べた自分もびっくり。

「冬バテってあるやん」ということで、どんな状態を指すのか調べてみたら・・・、夏バテとだいたい同じでした。その症状を並べてみます。

 ・体がだるい
 ・気分が落ち込み、物事を楽しめない
 ・集中力が続かず、やる気がでない
 ・すぐにイライラしてしまう
 ・睡眠を取っても疲労感が抜けない
 ・寝つき・寝起きが悪く、眠りも浅い
 ・頭痛や肩こり、筋肉がこわばる
 ・食欲不振・胃腸のトラブル
 ・風邪やインフルエンザなどにかかりやすい

最後の「風邪やインフルエンザなどにかかりやすい」というあたりは、いかにも冬ですね。夏なら「食あたりを起こしやすい」といったところでしょうか。いずれにしても免疫力が下がっていそうですから、普段なら特に何も起きないような症状でも、バテている時には何か起きるかもしれません。それが体調不良というもの。

さて、冬バテの原因ですが、こちらも温度差による自律神経の乱れが原因とされています。夏の場合の気温の差は部屋の中と外気温との差が中心でしたが、冬バテの場合は「寒暖差」だと言われています。加えて年末年始はクリスマスや正月と、特に若い人には無視できない行事が続きます。人によっては帰省といったこともあるでしょう。その期間も決して短くはないでしょうから、つい生活リズムが乱れたりして、体調不良につながることが出てくるかもしれません。そうなるとやはり、免疫力の低下は避けられませんね。

冬バテは春が来ると治ると考えがちですが、実際のところはどうでしょうか。どうやら治るとは限らないようです。春になると暖かくなってきます。それに応じて体の方も活動が活発になる傾向がありますので、自分は休みたいのに体の方が休もうとしてくれないことが出てきます。そのために、疲れがなかなか抜けないといったことがあって、冬バテといった状態になるということです。この場合は春ということはありますが、先ずはしっかり体と心を休ませることが重要です。

さて、冬バテの予防についてですが、このようなことが挙がっていました。

①体を温める
②適度な運動で筋肉をほぐす
③バランスの整った食事をとる
④規則正しい生活リズム

①の身体を温めるということについては、特に異論がないのではないでしょうか。外気温は低いにもかかわらず、室内は暖かくしていますから、どうしても温度差がでてきてしまいます。それによる自律神経の不調を防ぐ意味で、自分の身体を温めるということは理にかなっていますよね。そのためにどのようなものが良いか、食べ物や飲み物がいくつも挙がっています。好き嫌いもあるでしょうからどれが良いとは言えませんが、①から④まで全部やってみても良くならない場合は、医療機関にご相談いただくのがよいでしょう。

春バテ、秋バテ

夏バテに加えて冬バテがあったことでもびっくりしましたが、よくよく調べてみると、秋バテも春バテも、そんな言葉がありました。ですが、症状は夏バテとあまり変わらない様子です。ということは、夏バテが起きたら、そのまま治らないうちに秋になったので秋バテ、そのまま冬になったので冬バテ、そして暖かくなってきたのに治らなかったので春バテ、そのまま次の年の夏バテ・・・。年中バテているひと、いませんか。

こうなると、季節の移り目といった感じがなくなってきます。一年中バテているとしたら、季節の名前がついた〇バテではなくて、ひょっとしたら別の問題かもしれません。やはり、そうなると医療機関で相談していただくことが必要かもしれませんね。

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