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災害時に役立つ育児


東北地方に大きな地震が来ました。
現地の方は余震に気をつけながらの生活に心休まる時がないでしょう。
無理はせず、少しでも休める時に休んでください。
今はどこにいても大きな地震が来るかもしれないと安心できるような場所は少ないので、他人事とは言えません。
もし、乳飲み子を抱えながらの災害となれば、いつも通りの生活が出来なかったらと思うと不安になる方もいるかもしれません。
そんな時、ちょっとした知識を頭の片隅に入れておくと、いざとなった時に役立つかもしれません。

哺乳瓶でミルクをあげているけど消毒ができない!!ってなってしまった時に、役立つ方法をご紹介します。

・紙コップを代用
紙コップで粉ミルクを作り、直接飲ます方法です。
紙コップの中でミルクを作り、赤ちゃんの下唇が隠れるくらいにしっかりと当てゆっくり傾けながら飲んでもらいます。
お湯で作れる場合はしっかり温度を確認してあげてください。
水でも根気よく混ぜれば作れます。
その場は水道水ではなく、ミネラルウォーター(軟水)で作ります。
計量器がない場合、ペットボトルのキャップで大体7mlと測れますが、月齢が進めば進むほどキャップで測るのは面倒だと思いますので、小さい容量のペットボトルを用意しておくか、災害備蓄の中に計量器を一緒に用意しておくのが良いでしょう。
小さい容量のミネラルウォーターを用意できる場合はペットボトルに粉ミルクを入れてシェイクして混ぜるのもいいかもしれません。
飲ませる時は紙コップに移した方が口が広いので飲ませやすいと思います。

・使い捨てスプーンを使う
紙コップから直接飲んでくれない、飲ませにくいと紙コップでの方法ができない場合は使い捨てのスプーンを使います。
こちらは作ったミルクをスプーンで救って離乳食をあげるように口に流し込んであげる方法です。
時間はかかりますが、こちらの方が飲んでくれる子もいるかもしれません。
紙コップの時と同じく、温度には気をつけてあげてください。

・滅菌ガーゼを使う
もう1つはガーゼにミルクを染み込ませ、ガーゼを吸ってもらう方法です。
服やタオルを咥えて吸う子はこの方法でもいいかもしれません。
ただ、この方法だと飲むのに時間がかなりかかってしまうのがネックです。


実際に災害の被害と直面した時、母は自分の命より子の命と気を張りすぎてしまうでしょう。
慌てず、冷静な判断で自分の命も守りながら子の命も守れる様にしていきたいものです。
災害時の備えが多くなってしまうかもしれないですが、しっかり備えをしておきましょう!

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