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ドイツ生活359日目 2024/3/9 パリは豪華絢爛マシマシ

パリ旅行2日目!
今日は凱旋門を見学してシャンゼリゼ通りを歩く予定!

朝起きてすぐにホテルの近くにあるパン屋さんへ!
すごく人気なパン屋さんらしくて朝8時の時点で何人か並んでいた。

楽しみ

ずらり!甘いケーキのようなパンからしょっぱいサンドイッチ、キッシュなどたくさん

わーい

やっぱりフランスに来たらクロワッサンでしょ!ということで
普通のクロワッサン、フランボワーズのクロワッサン、パンオショコラを買った。

席は空いてた

とっても美味しかった!
特にフランボワーズのクロワッサンが甘すぎず、少し甘酸っぱい果実の味がしてとても美味しかった。
生地がバターの香りたっぷりでサクサクふわふわで、本場で食べるクロワッサンは本当に美味しいんだなと思った。

そして凱旋門に向かうために地下鉄に乗る!
パリではNavigoという日本でいうSuicaみたいなチャージ式のICカードを購入することができるのだが、最初の購入は窓口でする必要がある。

どうしよう、フランス語わからない、英語通じるかな、英語使ったら嫌な顔されるんじゃないかな、、と窓口の前でソワソワしていたら、なんとお母さんがスッと前に出て窓口のお姉さんにフランス語で話しかけた!!!!!

「Navigoを3枚ください」

えーーーーーーーー!!!!!
すごすぎる!!!!!!!!
Duolingoで約2年ずっとフランス語を勉強してきたお母さん、なんとフランス語でチケットを買えるレベルに到達していた。

「オッケー。いくらチャージする?20ユーロ分?」
「はい。それでOKです」


そしてカードで支払いが完了し、お母さんは私とお父さんにNavigoを渡してくれた。

「すごい!すごいお母さん!」
と私とお父さんでお母さんを称賛した。
すごい!


そしてお母さんが買ってくれたNavigoをタッチして改札を通る。
ドイツには改札がないので、久しぶりの改札に少しソワソワしたが無事に通ることができた。

わーい

駅構内のサインはとてもわかりやすくていい感じだ。
東京メトロと同じようにそれぞれの路線が色分けされていて、いまいち行き先がわかっていなくても色で判別できるので助かる。

とてもいいデザイン

私たちのホテルの最寄り駅はルーブル美術館駅の隣の駅なので、美術館に入りきらなかった作品たちがこんな感じで駅のホームに設置されている。

貴重な作品なはずだが、ガラスケースで保護されたりしているわけでもないのがすごい。

とても綺麗な駅
駅で記念写真

パリの地下鉄内はパリオリンピックの広告がたくさん。
スポーツの美しさと街の美しさを掛け合わせた素敵なデザインのポスターがいっぱいだ。

かっこいい


そして凱旋門の近くの駅で降りて、地上に上がったらなんと目の前には凱旋門が!!!!!

きたー!!!

とても大きくてかっこいい!
これまではパリの凱旋門を正面から写した写真やイラストしか見てこなかったが、門の下を歩いて上を見上げると、素敵な彫刻がびっしり施されている。

すごい

ナポレオンの戦争に貢献した人たちの名前が彫られていたり、征服した都市の名前も書かれていた。

両親がミュージアムパスという美術館行き放題のチケットを用意していてくれて、それで凱旋門を見学することができる。
早めに着いたので入り口を探していたら、なんと一番乗りだった。

入り口がオープンしたら荷物検査をして、それをクリアしたら階段をひたすら登る。螺旋階段で踊り場もなくかなりきついが、それでもどんどんのぼる。
一番乗りなので早く登らなければならないというプレッシャーがあったが、途中で少し端っこに寄って休憩できるスペースがあったので息が切れたらそこで立ち止まって後ろの人に道を譲ったりした。

そうして登り切った後は、パリを一望できる景色が待っている!

わーーーすごい

基本パリの中心地は美しい景観を維持するために古い建築が残っているが、パリ郊外の方は東京の新宿みたいに新しいビル群が立ち並んでいた。

あそこだけ新宿って言ってもバレなさそう

登ってきた階段を下って、次はシャンゼリゼ通りを歩いた!
ルイヴィトン、シャネル、ディオールなど誰もが知っているハイブランドのブティックが立ち並ぶ高級ショッピング通りだ。

建物もディスプレイもゴージャスなお店が多くて、格の違いを見せつけられた。東京の表参道や銀座も高級ショッピング街だが、全然違う。
やっぱり建物のもつ歴史や、そもそもブランド発祥の地というプライドを感じた。

どんな人がここで買い物するのか

日本でもお馴染み、化粧品ブランドのロクシタンとマカロンで有名なピエールエルメのお店があったので入ってみた!
ロクシタンでハンドクリームを試したあと(買わなかった)、ピエールエルメでマカロンを3つ注文した。

素敵な店内

お腹が空いていたのでマカロンをすぐにでも食べたかったが、お母さんが「温かい飲み物と一緒に食べよう」と言ったので、そのままシャンゼリゼ通りを歩き続けてコンコルド広場までたどり着いた。
フランス革命期にルイ16世やマリー・アントワネットの処刑が行われた場所だ。ギロチンで処刑された場所だと聞くとちょっとゾワっとする。

処刑されたくない
割と新しく見える噴水もあった

この近くもおしゃれな路面店が並んでいて、日本でも見たことのあるマカロン屋さんを発見した!

可愛いお店

そしてお父さんお母さんが予めガイドブックで目星をつけていたという有名なマスタード屋さんに来た!

ガイドブックに必ず載っているらしいので日本人のお客さんが多いようで、入店した途端フランス人の店員さんに「ようこそ〜いらっしゃい」と声をかけられたのでびっくりした。

トリュフ、ワイン、パプリカなどいろんな味のマスタードを試食することができてとても楽しかった。
彼の両親へのお土産に小さいマスタードの詰め合わせを買って、両親はお土産用にスタンダードナマスタードを買った。

袋も可愛い

そしてあまりにも疲れたので一旦ホテルに帰って休憩しようということで、地下鉄に乗ってホテルに戻ったら、すでにベッドメイキングが済んでいた。

布団の中に放置してきたマウスもきちんと座らせてくれていた。

ただいま〜

そしてお部屋でマカロンを食べた!

本当に美味しかった


そのあとはサント・シャペルというステンドグラスで有名な教会へ!

曇っていてもいい感じ
教会のポスター。かっこいい
セキュリティチェックを抜けて中に入る
ステンドグラスが美しい

聖書のストーリーがステンドグラスで描かれているらしい。
絵が細かすぎて、それぞれの色をガラスで表現してそれを継ぎ接ぎして絵柄を作っているのが信じられない。

写真をよく見るとわかるが、天井も柱も照明の台も全てに装飾が施されていて余白というものが全くない。
ドイツの教会と比べると装飾や色使い、デザインの趣向が全く違う。
とにかく装飾マシマシ、優美マシマシ、ゴールドマシマシだ。

全ての柱に手描きの絵柄

すごすぎる、、
圧倒的な美しさと午前中の凱旋門の階段トレーニングが足にきて少し疲れてきたので、教会内の椅子に少し座って休んだ。

絵柄が剥げているところも

教会内に解説ビデオが流れていて、古くなった柱や壁、ステンドグラスなどを取り除いて修復している様子も見ることができた。
フランスではこのような歴史的な建物や古いアートがたくさんあるから、こうした遺産を修復するという仕事もかなり需要があるのだろうなと思った。


外に出て教会の外側をもう一度よく眺めた。

飛び出してる変な人の像

教会の近くには世界一古いと言われる時計があった

とにかくゴールドだ


そして観光はまだ終わらない。
お父さんが本当に超綿密なスケジュールを立ててきたので、休む間もなく次のスポットへ。
次はオペラ座だ!

地下鉄慣れてきた
素敵な文字
パリの地下鉄の駅名はタイルで作られている!
広告にも綺麗な額縁が

途中ドラッグストアに行って商品を眺めてみたら、部位によって形の異なる絆創膏がたくさん売られていて面白かったので写真を撮ってみた。

結構高い

そしてついにパリのオペラ座へ!

すごい
開いた口が塞がらない豪華さ

柱にもさっきの教会みたいにやっぱり細かい装飾がびっしり。

誰がデザインしたのだろう
図書館もあった

朝から歩きっぱなしなので疲れて図書館の椅子に座って少し休んだ。
昨日の深夜の高速バスが腰にきたようで、少し腰が痛かった。
するとお母さんが「私週に一回ピラティスしてるんだけど、結構いいよ」と言った。
「私も前家でYouTube見ながらやったけど続かなかった〜」

お母さん「そういえば、ピラティスって人の名前だったんだよ!知ってた?」
私「あ!知ってる!」
お父さん「え!知らなかった」
私「そうだよ、だから中村ピラティス、みたいな感じの人の名前なんだよ」
お父さん「え?ピラティスさんって日本人だったの?」
私とお母さんが「ピラティスっていう名前が日本人なわけないでしょ!」と行って大爆笑した。


こんなに優雅な場所にいるのに、こんなにくだらない話をしていてなんだか申し訳ない。けど日本語なので現地の人には何を話しているかバレていなかったと思う。

階段も素敵
柱に使われている大理石の種類が全部違う!


そしてオペラ座を見学した後は、その近くにあるギャラリー・ラファイエットという高級デパートに行ってみた。
売っているものというよりも、ここもまた建築が素晴らしいらしいのだ。

建物の中に入って中央部分に進んでみたら、こんな感じで天井まで吹き抜けになっている空間があった。

芸術だ



パリのマネキンもおしゃれだった

ピンクファッション

デパートの屋上テラスからもパリの景色を眺めることができるらしいので行ってみた。
今朝凱旋門からパリ市内を見た後だが、やはり高いところに登るのは何回やっても気持ちがいい。

さっきまでいたオペラ座が見える。右にはエッフェル塔も!

パリにいる


そして夜ご飯は海鮮が食べられるベルギー料理?のレストランに来た。
朝はクロワッサン、昼はマカロンだけだったので3人ともお腹ぺこぺこでかなり極限状態だった。
ムール貝、イワシのたたきサラダ、白身魚のグラタンをモリモリ食べた。

美味しかった

昨日の反省を生かして、水を頼むときは「無料の、水ください」と言った。店員さんは「そりゃ水は当然無料でしょ」というような表情で水を持ってきてくれた。よかった


レストランを出た頃には雨が降っていたが、ご飯をたくさん食べてお酒も飲んだので元気が出てきた!
お母さんが行きたいと思っているポストカード屋さんがあるらしいので雨のなか歩いて行ってみた。

底なしの体力

さっきのデパートでも見かけた、派手な色使いのチョコレートのブランドショップを発見した。
彼はビターチョコレートが好きなので、お土産に小さい板チョコを2枚買った。

可愛いディスプレイ

お母さんお目当ての、ポストカードをはじめとしてあらゆるお土産物が売っている素敵なお店に到着!

最高だ

お母さんは可愛いノート、家に飾れるようなパリの地図イラストを購入した。まだお店を眺めていたかったが、閉店時間になっていきなり照明を消されてしまい、最後は暗闇の中会計して店を出てきた。
閉店時間になったら何のアナウンスもせず店の灯を消して客を追い出すのがなんだかフランスらしい。


とにかくバンバン予定を詰め込んだ1日だったが、全て計画通りに進んだのでお父さんは満足していた。
1日に2万歩も歩いていた。すごい過酷な旅だ


パリで楽しい一日を終えて満足げな両親の背中

地下鉄の椅子が可愛い

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