見出し画像

ドイツ生活159日目 2023/8/19 コブレンツ

今日は土曜日!昨日のエッセンに引き続き、今日はケルンから南にまた1時間ほど行ったところにあるコブレンツという街に行くことに!
ちょうどいい電車はあるかな?と思ってアプリを見たら、10:50にケルンを出発する予定の電車が40分遅れで11:30に出発するらしく、ちょうどよく待たずに乗ることができた。
ドイツ鉄道が遅れることに関して今まで愚痴ばかり言ってきたが、遅れてきた電車が自分にとってちょうどいいこともあるのだ。こういう時はなんだかラッキーな気持ちになる。

私が乗る電車はなんとスイスのチューリッヒまで6時間以上かけて行く電車だった。ホームには大きな荷物を抱えて座り込んでいる人がたくさんいて、40分この状態で電車を待っていたのかと思うと自分も若干辛い気持ちになった。

チューリッヒ、行ってみたい
ケルン大聖堂が見える

コブレンツはライン川が二手に分かれてモーゼル川に分かれるところにちょうど位置している。
GWにドイツに会いにきてくれた仕事の上司夫婦がコブレンツに行ったらしく、この川の分かれ目で水の色がくっきり違っていて面白いと言っていた。
今回はその川の分かれ目を自分の目で見てみよう!というわけだ。

この「ドイチェス エック(ドイツの角っこ)」に行くというわけだ
電車からライン川が見える

そしてコブレンツ中央駅に到着した!
中央駅から川の分かれ目までは2.5kmほどあり、ちょうどいいバスとかはなさそうで歩くしかないようだ。
でも天気もいいし歩いてみよう!

初めての街はいつも楽しい

昨日に続いて今日もお弁当を用意してきた。
日本だと遠出した時の楽しみは外食だが、ドイツではなかなか一人で外食を楽しめるような気楽なレストランがない。なので昨日の残りのお肉をご飯に乗せただけのお弁当だ。市街地のベンチに座って食べた。

美味しかった

市街地を軽く見ながらライン川まで歩く。
ライン川に着いたらあとは川に沿って歩いて川の分かれ目まで行くのみだ。
蒸し暑くてカメラが重くてしんどいが、ジムに通っているわけでもテニスをしているわけでもないのでこれくらい運動しなければいけない。

コブレンツはまさにライン川とモーゼ川の合流地点なので、たくさんの船乗りサービスやロープウェイがある。
大きめの船+ディナー付きのプランや10人程度しか乗れないような小型船、いろんな船の会社からツアーを申し込むことができる。

気持ちよさそうだ

コブレンツのライン川沿いはまさに観光地なので、お土産物やさんもたくさんある。ライン川沿いの街を描いた布が売られていた。可愛い。

欲しい
トートバッグ?も売っている

そしてついにDeutsches Eckに到着した!

写真をとっている人が多い

川の分かれ目が一番近くで見える場所まで行ってみたが、いまいち水の色の違いがわからない。高いところから眺めたほうがいいのでは?と思い、この大きな建築物に登ってみることにした。

よくみるとなんかコミカルで可愛い彫刻

そしてついに…!
コブレンツの川の分かれ目を高いところから眺めてみた!

が、水の色の違いは思ったよりも、というか全然わからない。
曇っているからだろうか?

ちょっぴり残念

ちなみに天気が良い時はこんなふうに見えるらしい。
確かに水の色が違うのがわかる。曇ってたからだめだったのかな

写真:https://tabizine.jp/2019/07/26/274991/

それでも目的地まで無事に行けたことで満足し、街を観察しながら帰ることにする。

芝生エリアがたくさんある

知らない街に来たらいつも本屋さんや雑貨屋さんを巡るのが好きだ。
本屋さんの写真はカメラに入っててまだアップできていないのだが、可愛い本屋さんに2軒も立ち寄ることができた。
おしゃれな雑貨屋さんもたくさんあって、なかなか楽しい街だった。

ビンをうまく使ったランプ
可愛いお皿

帰りはショッピングセンターに入っているREWEでカフェオレを買ってベンチに座って休憩。疲れ切って駅まで戻れないかも、、と思っていたらちょうど中央駅に向かうバスが来たので乗ることに。
乗り放題チケットはドイツ国内の鉄道だけでなく全てのバスにも乗れるのでとても便利だ。

ありがとうバス
コブレンツ中央駅

ドイツの主要な駅には必ず「中央駅」を意味するHauptbanhofという単語が入っているので、初めて行った都市でもとりあえずここに行けば何とかなる。というのがわかりやすくて良い。

コブレンツ中央駅の構内でアムネスティインターナショナルの学生?に声をかけられた。

なんか昔聞いたことあるのを思い出した

この団体の説明の後、最終的に募金をしてほしいという内容だったので最初は話を聞かずに断ろうと思ったが、ドイツ語の勉強になればと思って最後まで話を聞いた。
仕事は何をしているの?とか、その子の将来の夢とかいろんな話をした後、アムネスティインターナショナルの活動の話を聞いた。

最後は銀行口座をここに書いてくれ、募金金額はいくらにする?と言われたが、正直に「署名だけならできるけどお金はありません、ごめんね」と伝えた。それでも話を最後まで聞いてくれただけで良かったようで、その子は不機嫌にはならずに帰してくれた。

ドイツに来てからは市街地のキャッチなどに声をかけられにくい(ドイツ語がわからないだろうと思われているのかも)ので、勧誘であったとしてもドイツ語で話しかけてもらえるのが嬉しい。自分もドイツ語で話すことができるのでなんだか嬉しい。
こういう時に宗教に勧誘されたりしないように気をつけなければいけない。

帰りの電車、若干混んでいたが席を見つけることができた。
ちらっとみたら前の席の人がDuolingoをしていた。
ドイツ語で何かの言語を学んでいるようだった。何語だろう?

私もDuolingoやってるんだ〜

そしてコブレンツ中央駅の本屋さんで立ち読みして時間を潰していたら目に止まった雑誌を買ってしまった。読みながら帰る。
ドイツで出版された雑誌で、販売地域はドイツとオーストリアとスイスだが、英語で書かれている珍しい?雑誌だった。

5€で安い

中身のエディトリアルデザインも見たこと無いようなデザインでとても斬新で面白い。
ドイツのデザインは懐が広い。何でもありだし、何でもカッコよく見える。
こういう素敵な印刷物に毎日どんどん出会えるのが何よりも嬉しい

また本を買ってしまった…

夜ご飯はパスタとサラミのサラダ!

ごちそうさまでした

今日のロゴは憎きドイツ鉄道(Deutsche Bahn)のロゴ。

見るだけでイラっとするが、これしか手段がない

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?