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和室を防音部屋にするといくらかかる?メリットは?

トップ写真のような家が理想。

私の家はごく普通の4LDKなのですが、1階にある和室の使い道がないので防音部屋にすることに。YAMAHAさんのアビテックスのような組み立て式の防音部屋を部屋の中に入れることも考えたのですが、3~4人ほどのちょっとしたリハーサルを家でやりたいという願望もあり、部屋を丸ごと防音室にリフォームしました。もともと閑静な住宅街なのと部屋自体が他の部屋と孤立しているため、そこまでガチな防音は必要ないかなと。それでかかった費用は…

①大工工事 解体施工 ②電気工事 ③内部サッシ工事 ④建材 ⑤その他雑工事 ⑦床フローリング材 合計¥1,540,000

DIYで頑張る防音部屋の相場からすると高いけどYAMAHAさんのアビテックスフリータイプから考えると半額くらいに収まった感じ。一つの目安になると思いますのでご参考に。すでに一緒に行ったリフォームの関係で施工は同じ業者さんに。防音材、扉などはDAIKENのものを使用。部屋は和室6畳&1畳の押入れ(解体してもらった)で合計7畳。部屋の中に部屋を作るので一回り小さくなるイメージ。浮床はなし。防音扉。二重窓。


そして効果のほどはというと…ジャンベなど低音のしっかりでるパーカッションや壁にベタ付けしてるアップライトピアノはしっかり隣の洗面所にも聴こえてきます(笑)特に低音。浮床にしなかったのでそのあたりも影響は大きいと思います。

それでも十分メリットはあります。

・コンデンサーマイクがやっとちゃんと使えるようになった。

通常の音量での音の編集、アコースティックギターや歌の録音程度なら音は漏れることなく、真夜中でも全く問題ありません。防音の効果が感じられるのは防音扉を閉めた時。廊下の空調の音がしっかり遮断されて一気に室内の静寂感が増します。二重窓に関しても同じで、そんなにうるさくないと思っていたはずの外の環境音がさらに減るのを感じられます。おかげでコンデンサーマイクがやっとちゃんと使えるようになりました。

・楽器の練習がいつでもできること。

これは少しデメリットでもあります。夜中でも音を出せるので際限なくいつまでも練習してしまう。しかも夜って集中しやすいんですよね…体調管理の為にも早寝早起きが大事(できてない)。もちろんヘッドフォンで練習するなら防音しなくても良いのですが、やはりスピーカーから出した空気感はまた別物。耳のためにも長時間ヘッドフォンはおすすめできません。

8年ほど使ってきて一番のメリットは…

・リハーサルが良い音でできる!その他にも沢山…

DTMをする人なら大抵の機材は揃っていると思います。リハーサルのセッティングと言ってもいつも録音するのと変わらないし、そこらの安いスタジオよりもプラグインとモニタースピーカーのおかげで断然音良くリハーサルができます。パーカッションやギターを持って都内のスタジオへ行く辛さも歳を重ねるともっと大変に。移動時間&移動費、スタジオ代、駐車場代、それから軽く飯食べるやらなんやらの雑費…ついでにと言い訳してする買い物…多分結構お金使ってるはず。ただみんなには来てもらわないといけないけど。あと妻がもてなす大変さもあるね…いつもありがとうございます。

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良い楽器を買うのはもちろん大賛成だけど、良い環境をつくるのも大事。そしてそれを提供することも。プライベートスタジオを作るのは本当におすすめです。

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