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入院手術へ、はじめの一歩〜後編〔卵巣腫瘍+開腹手術 道々の記⑦〕

入院のご案内

入院前検査が全て終わると、次は、またブザーが鳴って、患者支援センターの入退院の窓口へ。この時点で入院の申し込み、となるそうで、ここでは、『入院のご案内』という小冊子の内容に沿って要点を説明してくださいました。まず、入院の手続きの説明のあと、早くも、病室は大部屋(4人部屋)でいいか、個室を希望するか、を問いかけられました。(ここでも、「えっ!もう??」の心境です、、)この病院では、1日あたりの有料個室の室料は、個室で2万円、特別個室は4万円… 迷う余地なく大部屋を選びます。

次は持ち物や入院中の生活について。服薬中のお薬について、や、パジャマやタオルのレンタルの案内もありました。そして、入院費の支払いについては、高額療養費制度の限度額適用認定書の利用を勧められました。(限度額適用認定書については、また別の項に書きます)

その後『入院のご案内』と一緒に、『入院時問診票』『入院申込書・保証書』と、それぞれの記入例を渡されました。
…問診票は次回の外来受診の際に、申込書・保証書は入院時に提出してください。冊子は入院までによく読んでおいてください。… と、あれよあれよという間に、全てが入院に向けて動き出します。

入退院窓口でのやりとりが終わると、あとは会計を済ますのみ。会計の窓口に、予約票や医師から預かった書類の入った院内専用フォルダーと、診察券を提出。呼び出しカードを片手に、受付前のソファーで会計の計算が終わるのを待ちます。

会計を待つ間

3週間前に人間ドック+婦人科健診で卵巣の腫れを指摘されてから…本来なら、そろそろ人間ドックの検査結果が届く予定だった今日、既に、こうして入院手術のはじめの一歩を踏み出せたのは、夫がアドバイスしてくれたおかげ。ここに来るまでの診察や検査の経緯から、私の現在の卵巣の状態では、入院手術は避けられないようだ…と理解した上で、この病院にやってきましたが、さすがにこの日は、初めての、そしてもう後に引けない体験だらけで、いささかくたびれました。自分の疲れを自覚したと同時に、あらためて、診察に付き添ってくれて、検査の間も辛抱強く待っていてくれた夫に、感謝!!です。

会計を待つ間、もうひと頑張り、気持ちを奮い立たせて、CT検査を依頼する医療機関に電話をかけ、次の診察日までに検査結果が間に合うように、予約を取りました。(つづく…)


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