CT検査へ…〔卵巣腫瘍+開腹手術 道々の記⑧〕
CT検査とは…
今回も、事前に少しCT検査について調べてみました。
いざCT検査へ…
CT検査に行くよう指定された医療機関は、我が家の近所でもよく知られた、駅前の脳神経外科クリニックのMRI・CT画像センターでした。今回は造影剤ありで胸部・腹部・骨盤の検査となるため、検査の4時間前からは何も食べてはいけない…ということで、クリニックのオープン早々の午前9時半に予約を入れ、朝食抜きで行ってきました。
土曜日の朝だから、そんなに混んでないだろう…と思いきや、予想は見事に裏切られ、予約時間の15分前くらいに到着した私の前には、すでにずいぶん大勢の人が待合室の椅子に座って待っていて、驚きました。
…朝早くから、脳神経外科にかかる患者さんや、他の医療機関からの紹介で検査を受けにくる人が、こんなにたくさんいるんだ… これまで病院通いには縁遠かった私には、目から鱗の現実でした。
ここでは、受付にも相応の人数のスタッフがいて、医師も検査技師も看護師も、複数のブースにそれぞれ配置されてテキパキと対応していて、たとえ患者数が多くても、それなりにローテーションが早いように見受けられました。
ヨード系造影剤の投与
検査依頼票と保険証を受付に預けて、依頼元の病院で検査結果が必要な期日を伝えると、受付からは、問診を待っている間に読んでください、と「ヨード系造影検査説明書」を渡されました。
問診の医師からも、病状やアレルギーなどの聞き取りの後に、検査で使用する造影剤の副作用がごく稀に起こる可能性もある等、説明を受けました。
その後、検査着に着替えます。ここの検査着は、なかなかいい色合わせのチェックのガウンスタイルで、検査室がずらっと並んだ殺風景な空間の中、造影剤の副作用が気になってナーバスになっていた私には、そんな些細なことが、気持ちを明るくしてくれました。
着替えの後は、造影剤投与のための注射針を腕に刺されました。そのまましばらく生理食塩水を投与され、痛みやむくみが出ないか5分ほど安静にして様子を見たあと、いよいよ検査室の前で順番待ちです。看護師さんからは、「造影剤が投与されると、体が熱くなり、おしっこが漏れたような錯覚を味わう方が多いです。それは薬のせいですから、心配しないでくださいね。」と優しくお声がけいただきました。
CT検査〜造影剤の排出
CT検査室の扉が開いて、私の番が巡ってきました。中に入り、メガネを預け、検査機器のベッドに横たわると、再び生理食塩水が投与され、続いて造影剤の投与に切り替わりました。事前に看護師さんに言われたように、だんだん体が熱くなってきて…ほのかにおしっこが漏れたような感覚が…(苦笑)。これは薬のせいなんだな……と思っているうちに検査が始まり、ベッドが自動で動いてトンネル型の装置の中へ。(造影剤のことが気になって、CT検査自体の記憶はほとんどなく)あっという間に検査は終了した気がしました。
検査後は、まずは腕に刺さった注射針を抜いてもらい、止血のために5分ほど安静にしてから、更衣室へ。着替え終わったら、荷物をまとめ、待合室で会計の順番待ちです。幸い、これまでのところ副作用は出ていないよう。
会計で呼ばれて、精算後、「造影検査を受けられた患者様へ」と注意事項が書かれた紙を渡されました。サッと目を通し、造影剤は主に尿として排泄されるため …まずは水を500ml以上 飲めばいいんだ!… と確認。
さっそく帰りにペットボトルの水を購入しました。あとはこの水を飲めば… これにて本日のミッション終了です!(つづく…)
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