圧倒的世界新!女子400mH【世界陸上オレゴンプレイバック①】

どうも、ゆーすけです。
世界陸上オレゴンが終わってしまいました。
織田裕二さんのMCも終わってしまいました。
そこで、印象に残ったレースを振り返っていきます。
まずは大会8日目に行われた女子400mハードルです。

レース前の状況

事前の予想としてはマクラフリン(アメリカ)1強。
去年の時点で既に世界記録保持者でしたが、以下の理由から優勝が揺るがないと見られていました。

  • 今年も全米選手権で記録を更新しており絶好調であること。

  • 6月末時点でシーズンベスト2位のボル(オランダ)とはおよそ1秒の差があること。

  • 前回王者のムハマド(アメリカ)がケガ明けであること。

前日の準決勝もぶっちぎりの1位通過。期待が高まっていました。

結果

1着 マクラフリン 50秒68 世界新
2着 ボル 52秒27
3着 ムハマド 53秒13
4着 リトル 53秒76
5着 ウィルソン 54秒02
6着 クレイトン 54秒36
7着 ウッドラフ 54秒75
8着 リシコワ 54秒93

TBS公式サイト

スタート直後からマクラフリンが先行。
ホームストレートに戻ってきたときには、彼女のレーンだけハードルがないかのような大差がついていました。
フィニッシュタイマーは50秒68を表示していました。
従来の世界記録51秒41を大幅短縮したことになります。
この記録は世界陸連の得点表(異なる種目の比較ができる)で女子100m,200mの世界記録とほぼ同水準です。
その2種目の世界記録をもつジョイナーは、証拠がないものの「時代や記録水準からみてドーピングをしていただろう」と言われる選手です。
その水準に追いついてしまったのです。
まさに人類の進化です。

個人的に

大会マスコットレジェンドくんに絡まれるまで笑顔を見せないのがかっこいいし、かわいいです。はい。
笑顔も勿論かわいいです。
当日、女子やり投で北口選手が銅メダルを獲得する偉業をなしとげました。
しかしその印象が薄くなってしまうほど衝撃的でした。
今後彼女自身が破らない限り、数十年単位でのこる世界記録となる気がします。

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